『ロマンティックロシア』
今日購入後1年目のチェックアップのため車をディーラーに預けた。ディーラーは隣の駅のすぐそばで、車が上がるまで時間つぶしに電車で出かけることにした。この前は渋谷Hikarieに行き、あれは渋谷駅東口だが、今日は昔よく行った道玄坂に行ってみた。
道玄坂は昔からすっきりした街並みではなかったが、店もそこそこの多さ、歩道は広くで子供づれには歩きやすかった。今は驚愕のゴチャゴチャぶり。
フグの顔、おもしろーいと撮ったが通り過ぎるときに見たら、店の正面に水槽がはめこんであって、フグがすし詰めに。あれじゃあ酸素不足だろうと不憫に思ったが、どうせあと2、3日の寿命?
道玄坂を上っているときは左側、109のほうに戻って来るときは反対側を歩いたが、昔車を駐めた機械式の駐車場ビルもなかったし、帰路によく買って帰った丼もの屋さんもなかった。間口が狭くて、親子丼とかかつ丼とか持ち帰り用に売っていた。美味しかったのに。
日本にもUber eatがあるとどこかで読んだが、自転車とは知らなかった!ロスでは白タクであるUberとレストランが契約して、食べ物を配達してくれる。距離の制限はあります。ロスではほんの数年前まで日本の出前のような習慣はなかった。
どっかでお昼を食べないと・・と思いながら、軽い食べ物が見当たらない。道玄坂を元に戻って、次の道を歩いてみることにした。
あっ、あれに見えるは昔懐かし、東急本店ではないか!ひぉえーーーーっ、このビル、この車は何?こんなに狭くなっちゃったの?
東急本店は昔、駅から離れたところにポツンとあって・・こんなところに建てても集客に限界があるだろうというような場所に感じた。周りにこれだけビルが建ってなかったので。平日はいつ行っても空いているので、長女がよちよち歩きの時、暇つぶしによく行ったものです。当時は渋谷駅から徒歩圏内の賃貸マンションに住んでいたが、あまりに空気が悪いので引っ越した。
末っ子を抱っこして横断歩道を歩いて東急本店に入ったのが最後に買い物したときじゃないかと思う。(40年近く前?・・笑)
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ともかく、『ロマンティックロシア』の垂れ幕を見たので、BUNKAMURAの美術館に行くことにした。かねてちょっと見たいなとは思っていたが、まだ実行していなかったのです。
入場料1500円。ロシアの絵画には全く知識がなかったが、国立トレチャコフ美術館からの展示品。作品は1800年代後半から20世紀入ってすぐぐらいまで。「移動派」と呼ばれる芸術家達。
特に気に入った絵を、帰宅してネットで画像を探しました。
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かの有名な「忘れえぬ女」英語の題はUnknown Lady。イワン・クラムスコイ。絵も大きく、女性の存在感が圧巻で、前に立つと気押される気持ちにさえなった。
イワン・シーシキン、「雨の樫林」
ミハイル・ネーステロフ、「刺繍をするエカテリーナ・ネーステロフの肖像」
ウラジーミル・マコフスキー、「大通りにて」
⬆︎マコフスキーの作品は素晴らしいものがたくさんある。当時のロシアの貧しい人たちを描いたものが多い。
ということで、ゆっくりと渋谷散策をしている間に、車は上がったとの連絡があり、勝手ながら出来たらなるべく早く終えてくれるように頼んだ手前、大急ぎで渋谷駅に戻り階段を駆け下り、隣駅から地上に出る階段を駆け上り、ディーラーに着く頃には汗びっしょりで、良い運動でした!
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