浅草花街から二天門
浅草六区通りから六区ブロードウェイに入ると、左にドンキ!
「こんなところにまでドンキを建てなくても・・浅草の景色を損なうじゃないねー」
右は「まるごとにっぽん」という建物で、日本各地のものが揃っているというところか、人力車で素通りですから写真を撮る暇しかない。左側の奥にロック座の看板が見える。
字体にも古さが出ている、ロック座。いまだにストリップ劇場だそう。「ストリップやってるんですよ。女の人が裸になってお客さんのすぐ近くまで来て踊るんです。」・・・そんなことは知ってますよ、行ったことはないけど。
1階右半分はパチンコ屋になっているもよう。パチンコ屋のそばを通って感銘するのは、その防音の立派さ。あのものすごい騒音が聞こえない。パチンコ屋は全国で減っていると言われますが、どこ行っても見る。
ロック座を通り越し、右折すると三角になったビルがあって、「花やしき」という日本一古い遊園地。開園165周年という字が見える。今も営業していて、6つ乗り物があるそうだ。
ガイドは6つ乗り物があると言っていたが、サイトを見ると、ローラーコースターなど色々ある。こんな小さな建物によく入ってますね。奥が広いのかな。花やしきアトラクション
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浅草の花街に入る(花街と呼ぶべきか知識はないが)。通りはとりたてて風情があるというふうでもなかった。「見番」の建物。ガイドの説明によると、芸妓さん達のスケジュールなどを決めるオフィスだそうだ。料亭から芸妓を呼ぶオーダーがあるとスケジュールを見て、芸妓の待機する置き屋に連絡する。芸妓は置き屋から料亭に出勤するというわけだ。
見番はひょろ長い建物で、2階では芸妓志願者の職業訓練?をしたりするというが、近年はなり手がなく、浅草芸者は20人ぐらいだそうだ。どこもここも人手不足ですなぁー。
同じ建物の左手には、「浅草三業会館」の入り口がある。三業とは、芸妓エージェントの見番と置き屋と料亭の三業を意味するのではないかと思ったがどうだろう。
道路を挟んで見番と反対側には料亭がいくつか。浅草はどのぐらい敷居が高いのか知らないが、紹介なしでは入れないのでしょうね。料亭で会合を開くのは、日本独特の風習でしょうね。
この料亭は、入るのも出るのも、プライバシーが尊重されている。
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言問通りと馬道の交差点。馬道をバスの向いている方向へ行くと吉原だそう。昔、武士がこの道を馬に乗って吉原に行き、お金がなくなると乗ってきた馬を売って遊興費にしたそうだ。客や遊女が逃げられないように入り口は1箇所にしたことから、大火がある度大勢が亡くなったそうだが、第二次世界大戦の東京大空襲でも同様だったというから、つい近年まで買春は合法だった事実を思い出させて感慨深いものがある。
そうして二天門のほうから浅草神社のそばで人力車から下ろしてもらい、あとは歩きで浅草寺境内を回った。
豪華絢爛浅草寺は、たくさん写真を撮ってきたが、また機会があるときにアップしようと思う。東京だけでもまだまだ見てないところがあって、一生かかりそうだ。
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