年寄りの暴走
昨日、いつも行く内科に歩いていく途中、東名高速の入り口に近く、そこそこ交通量も多い交差点に向かっていた。
信号は黄色に変わった。わたしの後方から左車線を小さい軽自動車が猛スピードで交差点に向かっている。交差点の中には反対車線の右折待ちのトラックが直進車が途切れるのを待っている。
危ないなー、この軽はトラックが見えてないのかなー、もしトラックが右折し始めたらぶつかるかも・・・と思ったところで軽は急ブレーキで止まった。停止線から車1台分前にはみ出している。
わたしは交差点に近づきながら、右に止まった軽を見た。案の定、ジイさんだ。
信号の変わり目だろうが、なかろうが、あんな猛スピードで走るのがそもそもおかしい。小さい車の運転席では、右車線に並んだ車で前方の見通しもよくないだろうに。なんでああ強引なんだろう。
今日は今日とて、駅前の交差点の信号待ちをしている時、黄色になってから渡り始めたのか、初老の女性が歩行者赤信号を向こう側に歩いていく。
左手から、ブーーーッとクラクションを鳴らし、スピードを落とさない車が来る。女性は大急ぎで渡ろうとするが、あと2メートル。
車は直前に来て、ブーーーッ、ブーッ、ブーッ、ブーーーーッ、交差点を通過しながら鳴らしていた。
その女性がそんな渡り方をするべきではないとしても、人を見たら、スピード落としなさいよ。
土曜日の住宅地の駅前通りで、なぜ疾走する必要があるのか。クラクションを鳴らしまわるのは論外の運転マナー。運転手はもちろんジイさんでした。マスクかけた痩せこけた顔だった。品がないとはああいう運転を言うのだ。
彼らはもともと、そういう人間性なのか、それとも老いの兆候、認知症の類なのだろうか。2番目のジイさんは横に老妻を乗せているようだったが、怖くないのかなと思う。
*
わたしも今日はちょっと暴走してしまった。通る度に、一度食べてみたいと思っていたもの。
レストランの前面は、ウッドデッキのテーブル席もあってペットOK。屋外だからかついでに喫煙もOK。
いつも混んでいるのだけど、今日は土曜日なのに外のテーブル席は空いていた。そして、とうとう、これを食べてしまった。
このレストランは、2番目のジイさんがクラクション鳴らして疾走していた交差点の角。一人テーブルに座ってこのパンケーキを食べる老婆を、交差点を渡る人たちはどう思ったろうと、可笑しかった。
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