ここら辺のハロウィン
渋谷のハロウィンはまだまだ真っ最中か。先週末は営業車の軽トラックを横転させて、大顰蹙を買った。アメリカのライオットじゃあるまいし、みっともない。なんか楽しいことを求めてぞろぞろ出かける若い子達を見ていると、普段ほんとに楽しみがないのだろうなと思う。
多くは東京や近郊に住んで大都会で働いている子達だろう。学生もいるだろうが。首都圏は生きるだけでお金がかかりすぎる。遊ぼうにも、楽しいことをしようにも、あまりにも日々のことに追われて精一杯なのではあるまいか。
だから騒ぐのだと思う。数年前でしたっけ、サッカーで日本が勝ったときもそうだった。若者が街にくりだした。日本を誇りに思う気持ちは見ていて微笑ましく、可愛いとも思ったが、めったにない嬉しいことだったのではないか。
多くの人がご存知と思うが、もともとハロウィンの夜、トリックorトリートと言って仮装してお菓子をもらって歩くのは小さい子供の楽しみだ。伝統的には自分達の住む近所を回るのだろうが、治安の悪い地域に住んでいる子供達は親に連れられ良い住宅街に遠出していったり、あるいは安全なショッピングモールに行き、お店からお菓子をもらう。
かなり大きくなってやる子もせいぜい高校生までと思う。
小さい子が回るのだから、早いグループは日がくれないからうちにやってくる。4時半ごろから玄関のピンポーンが鳴り、6時にはめっきり減り、7時をすぎたらまず誰も来ない。
日本では幼稚園などでやり始めたのが、広まっていくきっかけだったと思う。アメリカでは、赤ちゃんから幼児の間は、だいたい親の好みでコスチュームを選び、動物や昆虫の着ぐるみを着せることが多い。女の子は早々と自分は何になりたいか主張しだす。圧倒的人気はディズニーのプリンセス。数人はいるから毎年別なプリンセスになっても数年もつ。(笑)
プリンセスのふりふりドレスを卒業すると、テレビや映画のキャラクターのコスチュームや、キャラクターのついたTシャツやジャンパーなどを着る。これがまた高い。
高校生にもなってトリックorトリートを回るのは、その年齢になってもビニール袋にいっぱい駄菓子をもらうのが嬉しいからだと思う。どれもこれも大人が食べて美味しいと思うようなお菓子じゃない。ベストでキットカットのチョコレートや、キスチョコレートだ。
大人達は子供達が回ってくるのが楽しみで、駄菓子の大袋を買いためておく。その時期になると、かなり高齢のおばあさんまでスーパーでハロウィン用のお菓子を買う光景を見る。
みんな子供が喜ぶ顔を見たいのだ。それがハロウィンの良さだと思う。
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この前の日曜日だったか、駅のモールへコーヒー豆を買いに行ったとき。植えてある木が結構紅葉している。もちろん、なにかハロウィンの催しをやっていて、風船がもらえるようだったが(緑のテント)、あらかじめ申し込んでおいた子供にしかあげないってかいてあって、なんちゅうケチなと呆れた。道行く子が欲しがってももらえないなら、広場でやらなきゃいいのに。
もちろん、写真撮影のセットがこしらえてあった。
歩いての帰路、近所のマンションのエントランスにかぼちゃが飾ってあって、可愛い。こういうデコレーションまでするにはさぞや管理費も高かろうと下衆の勘ぐり。(笑)
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内孫は男の子二人で、上の子は例年スーパーヒーローだ。これは土曜日に隣町のレストランでディナーを食べたとき。兄弟ですさまじく動き回るので、外のテーブル席にした。テラスの外には小さい裏山があって、激しく登ったり駆け下りたりして喜ぶ。
暖かい夜だったが、外で食べているのはうちだけで助かった。子供達が食べているのは子供用ディナーセットでハンバーグ。
孫達が着ているのはわたしがロスから買ってきたGAPの子供服。アメリカのGAPのほうがデザインも色もいいとえらい感謝された。(笑)
来週後半は新潟の娘宅に遊びに行き、紅葉を見る予定です。
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