タカタのリコール
都合よく(?)、わたしがロスにいる間にエアバッグリコールの緊急通知が来た。メーカーからではなく国の機関デパートメント・オブ・トランスポーテーション(日本でいうなら運輸省)から来たもの。わたしの古い車はまだロスに置いてある。どこかへ行きたい時、人に頼るのは嫌だし、ウーバーも月に何回も使うのはお金がかかる。
ということで予約して行ってきた。火曜日午後3時のウィルシャー・ブールバード。東京のハイライズに比べたら低いだろうが、ロスではハイライズと呼ばれる。ほとんどの建物が住居用マンションだと思う。
ウィルシャー・ブールハードはサンタモニカの海にぶるかるところから東西に走り、ウェストウッドから西へビバリーヒルズに入っていく。左の建物はティファニー。観光客は思ったより少なかった。暑いせいかしらん。この頃、32℃。一番近いディーラーはビバリーヒルズだったので仕方なく・・ここらは短い距離に数多く信号があって、一日中混んでいるから通るのは嫌なんだけど。もちろん信号待ちで撮っています。
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予約していったのに混んでいて、手続きをするまででも大分待たされた。広いショールームやもう一つあるロビーにも大きなテレビが数台あって、どれもCNNになっているのには笑った。ウェストロスアンゼルスはリベラルの街。
トランプ大統領のおかげで、退屈せずにすむ。(笑)
一番左のSUVは巨大で、ロスの通りでさえどうかと思うぐらい大きい。日本でもインフィニティの大きなSUVは見たが、これよりは小さかったと思う。
よく考えたら、日本でこういうカーディーラーには入ったことがないような。奥に並んだキュービックのような部屋は、セールスパーソンの個室で、客はここに入って手続きをする。リコールであれ、新車購入であれ。
ここに並んでいるのは全てSUV。
手続きも終わり、エアバッグの交換が終わるのを待つばかり。買う気もお金もないが、あんまり綺麗で車を見て歩いた。どうもハイブリッドは一台もないように見えたが、アメリカでは出してないのかな?日本ではハイブリッドが主流だと思うが。あれは税金が優遇されるからですかね?信号待ちの度エンジンが切れ、発進の度エンジンがかかって、音はしないし、わたしは好きじゃない。あんなに頻繁に起動して絶対エンジンに負担がかかると思うがどうだろう。
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とうとう(?)、若いセールスマンが近づいてきてセールストークが始まった。もう1台持っているし買う気はないと言ったら、しばらく新旧の車の話をして離れていった。
ほどなく、わたしの車が戻ってくるのを見た。お、案外早かったなと喜んだら、なんと部品の一つがなかったのそうだ。(唖然)
部品が来るまで工事はお預け。予約していたのに何たる失態。それに書類の手続きをしたとき、世話してくれた女性がサービス工場に電話して確認していたのに! 彼女が繰り返し繰り返し謝るので、嫌ごとを言わずに帰ってきた。
それもこれもタカタが悪い。タカタだけでは賠償やリコールの費用を持てず、メーカーも負担したとニュースで読んだが、このリコールは全世界でやっているのだから莫大な費用でしょうね!ずるいことしてると結局、自分に跳ね返ってくるんだ。
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