涼をとる
10年ぐらい前に「クールビズ」って言葉が流行ったが、正確にはどんな意味だろうと調べると、小泉純一郎首相が当時の環境相小池さんに、夏場の軽装による冷房の節約のキャッチフレーズにしたらどうかという提言から始まったのだそうだ。(ウィキピディアによる) 夏季に28度以上の室温に対応できる服装を着用するように呼びかけた。
どおりでね、どこのうちに行っても冷房の設定が28度になっている。この前泊まりにいったとき、母に言った。設定を28度にしていても熱中症で死ぬ年寄りがいたから、高齢者は28度にこだわらず冷房をつけるようにって去年ニュースで言ってたわよ。28度にしていても空気の淀みとかで部屋全体が28度になるわけでもないでしょ。
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熱中症、脱水症はかかった人にしか分からない苦しさ。そうして、人はかかってみるまで自分がなるとは考えないものだ。これだけ水の摂取を言われているのに、ゴルフのとき未だに冷たい缶コーヒーやお茶しか飲まない人がいるのは驚く。
ロスアンゼルスで夏の納涼というと映画が一番だ。(笑) と、思って木曜日に映画に行ったが、日本では駐車場に車をとめてそのままエレベーター、エスカレーターで映画館のロビーに着くという場所ばかりではないから、リスクが伴う。世田谷区二子玉川にライズという新しいショッピングセンターが数年前に出来て、電車で行ってきた。
駅を出てすぐなんだけど、2回も人に聞いてたどり着く。地上階からいうと3階にあるガーデンフロアにシネコンプレックスがある。右のガラス内部がそのロビー。
エレベーターを出て左をみるとライズのほかのビル。
シネコンプレックスの前に立ち、遠景を見る。左奥に見えるガラスのビルは住居用マンションだと思うが、サンタモニカの海近くに建つアパートみたいだ。素敵だけど陽が当たって暑かろう。
3階のガーデンフロアから下のガーデンフロアを見下ろすと、ビアガーデンだった。ハンモックがあるのが可笑しい。左側はずらっとレストランのようだ。この写真を撮っている頃28度ぐらいか、暑くてウロウロする元気なし。
映画は‘Deadpool 2’という、マーベルコミック映画。ま、漫画と思って見なければいけません。この回はIMAXと何とかですがよろしいですかとお兄ちゃんが聞くから、それは何ですかと聞くと、画面も大きく音響もどーたらこーたらでと説明。料金はどのぐらい違うのと聞くと、表を出して、お客さまはどれですか?と聞く。直截にシニア料金はですね・・とは言えなかったのだろうと笑った。入り口も子供が喜びそうな。子供映画じゃないけど。
日本もシネコンプレックスが多くなってきたそうだが、ここは新しいだけに、ロスのシネマコンプレックス以上のデザインと作りだった。
映画館は28度未満に涼しかったが、いかんせん駅の往復で頭頂部が暑くなり、ほうほうのていで帰宅。涼をとるのもなかなか難しい。
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