やっぱりこう来なくちゃ/クイックンローンズ・ナショナル予選
わたしの予感というか予想はめずらしく当たり、タイガーは初日平凡なプレーで、新しいマレットパターでもさっぱり入らず、みなパットの悪さのせいにするがアイアンショットもさほど良くは見えなかった。もちろんメーカブルの距離に打ってもバーディにできない。イーブンパーの70。
今日二日目は大なり小なり挽回してくるだろうと、早朝からのネットストリームでPGATourLiveを見た。
とうとうパットが入り出すタイミングだったのか、あるいはスタートホールで思わぬバーディパットがどかんと入って、良い流れになったのか、前者だと思いたい。悪戦苦闘しているタイガーを見るのは飽き飽きした。それでも見るが。(笑)
タイガーは10番パー5、スタート。これがケッサクだった。左ドッグレッグ、ドライビングアイアンでティーショット、フェアウェイ左寄りからセカンドがグリーンに少しショート。ピンは左奥だったので36ヤード残った。見ているゴルフファンも解説者も驚いたが、そこからチップせずパターを選択。恐れていたように大ショート。これでパー5でバーディを取れないと多くが考えたと思うが、7メートルの上りパットを入れてバーディ。
次の11番474Y、再びアイアンでティーショット。このコースは狭くてアイアンでティーショットのホールが多い。フェアウェイ左寄りからヒョロ長いグリーンの奥ピンに202Y。セカンドをミスして右のハザード。ボールがあったが、渾身で目の前のグリーン下ラフへ出しただけ。まだハザード内。チップでピン下1.5メートル。ここ数ヶ月、この距離をぼろぼろ外していたので見ている者は恐怖だったが(笑)、入れてボギー。ボギーで収めたのは大きかった。
今日のタイガーはボギーにするとすぐ次のホールでバーディで取り返し、悪い流れにしなかった。12番パー3で6メートル近くのバーディパットを入れ、15番で5メートルを入れた。
18番473Y、ティーショットが右ラフ。セカンドはグリーン右バンカー。これをカップインしてバーディ。現地観戦に行った人がコースに着いたばかりで、このホールに駆けつけるのが間に合わなかったそうだが、大歓声が湧いて、すぐにタイガーだと分かったそうだ。タイガーには他のプレーヤーでは出ない規模の、地響きするような歓声が出る。
フロント9に入ったあとは、ほとんどミスのないプレーだった。
ラウンド後に一番良かったショットはと聞かれ、2番619Y、セカンド、グリーンフロントエッジまで280Yを3Wでピン後方12メートルへ。解説のカレン・ステープル(元LPGA、イギリス人)が昔タイガーの強みだった3Wのショットだと言っていた。バーディ。
3番パー3で7.5メートルのバーディ。
5番354Y、ティーショットはドライバーでフェアウェイ左寄り、残り93Yからピン横につけ今日7つ目のバーディ。
長いバーディパットが入ったのも良かったが、何よりファンを安堵させたのは短いパーセーブパットを入れて、良い流れを止めなかったことだと思う。特に上がり2ホール(8番9番)でバンカーに入れたあと、パーセーブパットを沈めたことは大きかった。
今日は暑く、午後は33度、体感気温はこれよりはるかに高かったそうだ。今週後半アメリカ中西部と東部は異常な高温に見舞われている。土曜日も日曜日もさらに気温が上る予報。
タイガーはテレビ中継が始まる前に第2ラウンド終了。午後スタート組は大してスコアを伸ばさず、首位は9アンダー。グリーンは初日より早くなっていたと思う。週末はカリカリになるか。狭くて、傾斜もあり、ギャラリーには観戦がきついコースだそうだ。
リーダーボード
首位タイのボー・ホスラーは、今年予選終了時で上位10位以内に入ってる試合がツァー中で最も多いそうだ。サンフランシスコのオリンピッククラブでの全米オープンでしたっけ、高校生で出場した。まだ23歳、未勝利。
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