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いまどきめずらしいパット・ペレスのライフストーリー

日中のCIMBクラシック中継は音声を日本語にして見た。今週は丸ちゃんのキャディーだった杉澤さんの解説だったからおもしろかった。たまに、そこまでプレーヤーの心理を言わなくてもと感じることはあったが、丸ちゃんがPGAでプレーしていた時代に担いでいたから、知己も多く、色々な経験談を惜しみなく披露してくれる。

さっき始まった再放送は、原語放送で見ている。英語にしたり、日本語にしたり、あるいは両方にしたりとめまぐしく変えて見るときもあるが、両方は日本解説陣とアメリカ人解説陣が同時にたくさん話すと何が何やら分からない。(笑)

話は飛ぶが、やせ我慢して風邪引いてもアホらしいと、エアコンを暖房に変えて入れた。連日天気予報をチェックし、雨の予報は伸びる一方。いらいらいら。わたしはパターマットを楽天で注文した。あーゴルフしたい。何のために帰国したかわからん。

用意怠りなく、今日はビクトリアゴルフに長袖ゴルフシャツを買いに行った。ロスから持って帰ったゴルフシャツはほとんどノースリーブばかりなので。店にはわたしが着られそうなデザインはほとんどなかった。

パッチワークのミニスカードがかかっていたので、「わー、こんなのも出てるのね?わたしがゴルフを始めた頃からすると考えられないですよ。ネットで見てもゴルフウェアはティーンエージャーが着るようなものばかりで、おばさん達は何を着てるんでしょうね?」とレジの女の子に言ったら、「みなさん結構こういうの着られますよ。」「へぇー、みんなティーンエージャーみたいな格好するの?」レジの女の子、笑い転げる。

あれもダメ、これもダメ、こんなものを着ろとやかましいコースもどうかと思うが、人に連れていってもらうのに、せめて服装ぐらい年齢相当に、下品にならないようにせねばと思う。

脱線が長くなった。

* * *

確かパット・ペレスはジュニアゴルファー時代に南カリフォルニアだったからタイガーと同じ土俵で試合に出ていたはず、タイガーとはプロになっても親しかったと聞いたことがある。それで、彼のことを検索したらおもしろい記事が見つかった。

プレーヤーズ・トリビューンというサイトで、パット・ペレス本人が寄稿しているもの。今年3月。

抜粋する。彼はメキシコ系アメリカ人でサンディエゴで育った。両親と弟と、2000平方フィート、3ベッドルーム家に住んでいたというから、貧しくはないが、親の資力で子供を大学にやるのは厳しいぐらいだったかも知れない。

「中学生の頃、夏休みは寄せ集めのクラブを入れたゴルフバッグを持ってバスに乗り、トーレパインズGCにアルバイトに通っていた。ドライビングレンジのディボットを修理し(パブリックコースとしてめずらしいほうだと思うが、芝から打たせる)、ゴルフカートを洗ったり、ホールアウトしたゴルファー達のクラブを磨く。仕事のあとコースを回らせてくれるからそのアルバイトをしたわけだが、それはめったになくて、たいていは夜11時にへとへとになって帰宅した。

両親はあちこちのジュニアトーナメントに出場させてくれたが、アメリカ人でももっとも生活費がかかるサンディエゴという地域に住み、お金がかかるゴルフをすると、グリーンフィーまで払ってもらうわけにはいかなかったので、夏のアルバイトで稼いだ。

試合に行くと、子供は自分の戦う相手を値踏みする。俺のことは、『何だこいつ、何しに来てんだ』と思ったんだ。リーボックのバスケットシューズ履いて、長すぎる大人用のクラブでプレーしてたから。

Img_0133

(その記事から拝借)

最初のティーショット打ったら、みんな、何で俺がそこにいるか分かったんだけどね。そうやって、地域のジュニアトーナメントで毎週、毎週優勝してたんだ。

その子供達は、高いメンバーコースに所属していて、たまに招待してくれた。高校1年生の時(学年としては日本の中学3年生)、パームスプリングスのラ・キンタカントリークラブに友達とそのお父さんと行った。今まで見たこともないような場所だった。ドライビングレンジは素晴らしいし、クラブハウスは豪華だし、ロッカールームは木のパネルでね、コースのコンディションが最高なのはもちろん。これはゴルフコースじゃない、天国だと思った。

豪華なコースで自分が一番覚えているのは、食べ物。コースにあるスナックショップでビーフサンドウィッチを食べたとき、それは美味しくて、友達のお父さんにそう言ったんだ。そしたら、美味しいかい、じゃあもう一つ食べればいいじゃないかと言われた。ちょっとためらって、もう一つ食べてもいいの?って聞いたら、いいとも、幾つでも好きなだけ食べたらいいと言われた。

1つ9ドルのサンドウィッチなんだ。9ドルは、普段、俺が食べてる安いメキシカンの食べ物だと、2食か3食分だよ。

それで次の10番ティーに行って、それだけ胃袋に入れたら正しいスイングはしにくいって気がついた。確かボギーにしたと思う。その日、帰宅して、ラキンタカントリークラブみたいな綺麗なフェアウェイとグリーンフィーで毎週末ゴルフしたらどんなに素敵だろうと思った。

それが現実になるなんて、誰が思ったろう。」

2009年、パット・ペレスのPGA初優勝はボブ・ホープクラシック。パレス32歳。

2016年、マヨコーバ、2勝目。パレス40歳。

2017年、CIMBクラシック。パレス41歳。



Img_0136

今週2日目のパレス。汗びっしょり。今日優勝直後のインタビューで、「(この優勝でも)何も変える気はない。僕はワークアウトしないし、ハハハ。練習は一生懸命やるよ。」

上述のペレス自身の寄稿にはまだおもしろい話があるので、それはまた後日にします。

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