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まだ旅行中・・・老婆心

タイガー・ウッズはえらいことになっていますね。田舎にいるとチャンネルの名前が違うから、何テレビか知らないが、昼間っからタイガーの逮捕時の警察のビデオを長々流し、コメンテーター達はまた知った風な解説を言い、興味本位な報道の仕方に憤慨する。翌日再び、今度は警察署内での呼気テストの映像を流した時は見るに堪えず、切ってしまった。あの品のないアンカーは誰だ!?

酒気帯びや酩酊運転ではなく、違法ドラッグ使用後の運転でもなかった彼のビデオを小出しに警察が連日放出したのは全く不必要なことであり、タイガーという黒人スーパースターを辱めようという意図がないと思う人がいるとしたら、アメリカ社会に無知な人だ。白人ゴルファーであれば、これは起こらなかった。

逮捕は報道したかもしれない。路上の歩行テストも流したかもしれない。3時間半後に釈放された時点でニュースは終わっていたはずだ。一般ニュースではなく、ゴルフチャンネルのニュースでのみで終わった可能性大だ。

本人が出したステートメント通り、おそらく強い鎮痛剤とほかの薬(彼は薬の名前を出していないのでわたしの推測であるが、睡眠薬か・・)複数を飲み、強いリアクションを起こして、酩酊状態と同じような身体状況になったと思われる。明らかに車は縁石か何かに乗り上げ、幸いにも停車して爆睡していたもよう。

アメリカの医者は鎮痛剤を気前よく出す傾向があり、それはアメリカ人が一般的に痛みに堪え性がないからだ。以前書いたことがあるが、わたしも奥歯(親知らず?)を抜いた後、痛かったら飲むようにとコデイン入りのタイレノール(非ピリン系鎮痛解熱剤)を処方された。1錠飲んで寝たら、何と16時間目が覚めなかった。2、3日後に歯医者にそれを話したら、16時間か、ハハハハと笑っただけだった。以後、痛み止めはいつも要らないと断っていた。

タイガーは2014年から4度の腰の手術をしている。4度目の手術をする前、今年のマスターズのチャンピョンズディナーでは、かなり痛がっていたと複数の列席者が言っていた。長いこと鎮痛剤を飲んでいただろう。

薬を重複して使用する危険性は知っているべきだし、処方された時に医者が説明するべきだが別の医者から他に薬が出されていれば患者が伝えるべきで、そんなことは大人としての常識と思うが、それもわたしの憶測で事情はわからない。

ここからはわたしの老婆心からの心配だが、痛みを抱えての日常が長く続くうち、鎮痛剤の過剰使用や中毒に陥ってはしないかということだ。

アメリカでは医者が、病院が大量に鎮痛剤を与えるので、手術後、回復する頃にはすっかり中毒者になっていることは珍しくないそうだ。実際、次女の高校の時の先生は昔交通事故で大怪我をし、6ヶ月間入院していたそうだ。病院は彼を薬漬けにし、退院したあと薬物中毒のリハビリ病院に直行。その治療が最も辛く、社会復帰できたのは1年後だったそうだ。

タイガーに関して、その心配をしている人は少なくない。この事件を良い機会に、心身ともに健康になる努力をしてくれるよう祈るばかり。選手生命より、一人の人間として、二人の子の親として、健康に生きることが最優先だ。

わたしはタイガーが可哀想でならない。

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