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新アダム・スコット/WGCキャデラックチャンピョンシップ最終日

タイガーのピークの頃は、慣れっこになっていた2試合(あるいは数試合)連続優勝をめったに見なくなって、今のプレーヤー達にそんな力はないだろうとみくびっていた矢先、スコットのパーフォーマンスと粘りは嬉しい驚きだ。

朝から風があったので、3打差首位のマックロイをはじめ、トップグループはみなスコアを落とすのじゃないかと推測したが、わたしの推測はだいたい当たらない。(笑)

自分は守りのゴルフは向いていないので、スコアを伸ばしておいつけないようにバーディを取っていくと、前日の記者会見で言っていたマックロイ。今日はショットは悪い、パットは入らないうち、ダニー・ウィレット、バッバ・ワトソン、フィル・ミケルソンがスコアを伸ばしていく。

スコットは3番と5番のパー4で池に入れてダブルボギーにしたが、それからのバーディがすさまじい。11番は2フィート余(70cm)、12番は5フィート(1.5m)、14番は3フィート(90cm)。これで12アンダーに抜き出た。

そうして12アンダー単独首位で来た16番のドライバブルパー4、ラウンド後のインタビューでのスコットの言葉がおもしろい。ティーショットが奥バンカーに入り、「『ここでバーディを取ったら自分が勝つだろう。2打差をつけられる、勝負は自分の手の中』と思った途端、いろいろな考えが心をよぎって。」

このあと、シャンクしたのだからおかしい。邪心が入ってとはこのことか。

「フィル・ミケルソンの目の前でシャンクしてほんとに恥ずかしかった。フィルならカップをかするか、カップインする場面なのに。」

もっとおかしいのが、そのホールでパットを入れた後、キャディーに謝ったというのだ。一度ならず、二度も謝ったとキャディーの証言。

スコットは人のことをネガティブに言うのも聞いたことがなく、本人を悪く言われたのも聞いたことがないが、これほど「良い人」とは知らなかった。自分のプレーをキャディーに謝るって・・(爆)

毎年優勝するプレーヤーにも追う立場のプレーヤーにも勝負の分かれ目になる18番。

スコットもティーショットが右のツリーラインへ。

ここで目を疑う作戦をとった。タイガーはここで複数回優勝し、左の池を避けるのにしばしば同じツリーラインに行ったが、タイガーでさえあそこからピンに打たなかったろう。

乗っている時はそんなもの、勝つ時は運もついている。スコットは「ハザードライン内にボールが留まったのはほんとにラッキーだった。あれほどラッキーなら、パーセーブもすべきだよね。」

ラッキーと言えば、新しく雇ったキャディーもそうだ。デビッド・クラーク、イギリス人。コンビを組んで2試合、その2試合とも優勝だから、お互い、福の神というわけだ。(笑)

このキャディーは穏か、かつポジティブで、スコットに合っているのじゃなかろうか。

ホンダクラシックと2週連続で優勝したが、特に今日のスコットを見ていて、以前のスコットとは違うと感じた。

何というか、(勝利に)貪欲になったというか、もう一ランク上のプレーヤーになろうという欲が出てきたというか。

長尺パターのアンカリングが禁止のルールになり、それも良い転機になったのかも知れない。

アダム・スコット35歳。PGA13勝。40歳以下ではツァー最多勝。

リーダーボード

マックロイも首位でスタートして70幾つ叩く癖をやめないといけませんな。

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