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アジアンツァーSMBCシンガポールオープン終了

いやはや、あっちもこっちも天候中断、延期で月曜日フィニッシュになってしまいました。

シンガポールオープンは、スポンサーが見つからなかったのか事情は知りませんが2012年を最後に去年まで開催されていない。歴代の優勝者をみるとなかなか良いトーナメントに思える。

テレビ解説者が、ヨーロッパツァーとアジアンツァーではアピアランスマネーが認められている、ジョーダン・スピースには1.3ミリオンダラー支払われたとはっきり言っていてちょっと驚いた。額まで披露するのは初めて聞いた。

しかし、払った甲斐があったというもの。スピースのバック9の猛追で勝負は最後まで分からない展開になった。

アメリカでは初日からスピースのプレー時間に合わせて、夕刻からライブ中継。ほかのヨーロッパツァー(カーターマスターズ)の再放送の予定に食い込ませて、普段はダイハードゴルフファンしか見ないアジアンツァーのリプレーを流す。翌日の次のラウンドのライブ中継まで、前日のスピースの時間帯のリプレーを3回は見せる。テレビ中継や報道の扱いは、タイガーと同等になった。(笑)

最終日、優勝のチャンスがあったプレーヤー達。JGTOの小林伸太郎。彼は20代半ばの若者と思ったら(日本人は若く見える!)、今夏30歳になるのですね。JGTOフル出場は去年からのようだ。大きな舞台での試合は初めてなのでしょうか、嬉しそうな笑顔が度々見られた。

最終日を見ていて、わたしが気に入ったのはタイのミゲル・タブーナ。可愛いらしさが残っている顔だと思ったら、やはり21歳。経歴をみるとフィリピンツァーでは7勝している。16歳でプロ転向。アマチュアの頃からプロの試合に出ているから、アジアンツァーでも場数はこなしているようだ。彼は一打入魂のパッションがあるように見える(笑)。今後の活躍を楽しみにしたい。

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ヤンハン・ソンは全く知らなかったが、去年と一昨年は日本ツァーを主戦場にしているようですね。未勝利とは言え、去年2位が2回あるから良いゴルフはしているのでしょう。

JGTOの履歴を読む限りこの試合は初出場じゃないかと思うが、この難しいコースで淡々と粘り強いゴルフをする。

優勝経験がないプレーヤーが首位スタートは大変なプレッシャーと思うが、何というか崩れそうな場面で一度も崩れる素振りを見せなかった。

7番パー5はティーショットが左ハザード横の深い草ヤブ。ロストボールかと思われたがボールは見つかる。アンプレーアブルからフェアウェイに出し、4打目フェアウェイウッドでグリーンにオン。長い下りパットを2パットで入れボギー。この時も焦った様子も、イライラした表情もしていなかった。

プレッシャーが重くのしかかっていないわけがないが、パーフォーマンスにマイナスに出ないよう、上手く抑えているものと推測する。

ジョーダンは首位に5打差からスタートだったが、バック9に入る時は3打差に。9ホールで3打を縮めるのは大したことに思えない。特にスピースのパットでは。

さっそくバーディで2打差にするが、11番パー4で、ソンが左エッジから思い切りの良いストロークでバーディパットを入れ、12アンダーへ。

ジョーダン、15番パー4、ティーショットは右ツリーラインへ。今週のジョーダンのグリーンパーオン率の悪さは、ひどい。ティーショットも時折、大きく逸れるが、ほぼ毎回ラッキーにプレーヤブルの場所に戻る。(タイガーの全盛期にそっくりだsmile

右ツリーラインの間を抜き、ピンまで124ヤード、グリーン下から蹴上がらせピン左へ。これを入れてバーディ、10アンダーへ。ソンの首筋に迫ってきた。(笑)

しかし、バック9後半のソンの粘りがすごい。10フィート前後のパーセーブパットを全部入れた。大事な場面のパーパットはしばしばバーディパットより価値があるとは、よく言われること。あれは誰が言いだしたのでしたっけ?

13番のパーパット、14番のパーパット(これは長かった)、思い切り良いストロークで入れた。

中国のウェンチョン・リァン、最終18番をイーグルなら12アンダー。リーダーのソンは2,3ホール後ろながら、すでに12アンダー。少なくともバーディで11アンダーにしておきたいところ。リァンの2打目、左奥ファーストカット。ピンは右奥。パターを使って2打でバーディにはすると誰しも思ったが、3フィートのパットを外す。右へプッシュアウトしたのじゃあるまいか。解説によると去年も短いバーディパットを外して破れたそうだ。

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18番、10アンダーで来たジョーダン・スピースはレイアップし、3打目残りが85ヤード。ピン右上、5フィートへ。

16番パー4、ヤンハン・ソンのセカンドは悪く、グリーン右端ぎりぎりにオン。長い上りファーストパットはショートして12フィート(3.6m)も残す。

18番グリーンではキャディー達やスピースが空を何度も見上げる。

16番、ソンがまさにパーパットしようとする時、プレー中止のホーンが鳴る。1回ホーンは即刻プレー中止、ボールをマークしてコースから避難する。

ソンも天を仰ぎ、スピースも18番グリーンでティーを刺して、天を仰ぐ。

御存知のように、この日は結局プレー再開されず、スピースは5フィートのバーディパットのため、ソンは12フィートのパーセーブパットから翌朝月曜日7時半に戻ることになる。

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素人が考えるに、もしスピースがバーディパットを入れ11アンダーにし、ソンがパーパットを外して11アンダーに落としたら、ソンは残り2ホールあるが、スピースとプレーオフに行くか、あるいはスコアを落としてスピースが棚ボタで優勝か・・・などスピースのチャンスはかなり高くなると勝手なシナリオを書く。(爆)

雨上がりの朝、前日とはグリーンの速さも違うだろうし、起きぬけに優勝の行方を決めるパットとは厳しいが、スピースはもちろんパーディパットを入れ、ソンも見事に12フィートのパーパットを入れた。

意外なことにゴルフチャンネルはライブの映像を流さなかったが、シンガポールでも放送はなかったのだろうか。我々はアジアンツァーのツイッターで、ソンの残り2ホールの結果を知るのみだった。

Singaporeopen_younghan_song

ということで、未勝利のヤンハン・ソンは17番パー3、18番パー5をパーで乗り切り、見事シンガポールオープンでプロ初勝利を挙げた。

Singaporeopen_song_phone

優勝後、お母さんに電話しようとするが最初は話中だったそう。(笑)

Singaporeopen_jordansong

記者会見の前にスピースとセルフィーを撮るヤンハン・ソン。スピースはアブダビから連戦。時差と、熱帯ゴルフ、それでも優勝者に1打差の単独2位。大したプレーヤーです。

リーダーボード

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サンディエゴ、トーレ・パインズ開催のファーマーズインシュアランス・オープンは風雨激しく、日曜日3回の中断の後、4ラウンド残りは月曜日に持ち越し。日曜日、アンダーパーで回ったのは、69のブランデット・スネディカーただ一人。

今日のサウスコースは全米オープン仕様で、天候は全英オープン仕様だったと名言。(笑)

さてさて明日の天候はどうでしょう。

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