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ソルハイムカップとタイガー情報

まずは一番ショックだったニュースから。タイガーは先週16日水曜日に再び腰の手術をした。

これ以下、タイガーのオフィシャルサイトの記事より抜粋。

『ユタ州の病院で去年3月31日に受けた手術と同じ執刀医。シーズンオフに入る前に今手術したほうがいいという判断で急遽決めた。翌木曜日の夜退院。出場予定だった来月半ばのフライ・ドットコムオープンと、メキシコ開催のブリジストン・アメリカズカップはキャンセル。12月のヒーロー・ワールドチャレンジはタイガー・ウッズ・ファウンデーションが開催する試合であるから、出席する。ただしゴルフは出来ない。

ここ数週間、ウィンダム・チャンピョンシップを含め、腰と臀部に時折違和感があった。検査すると腰から来ていることが分かったので、出来るだけ早く試合に戻るため、早急に手術することを選んだ。治癒と回復は人によるが、来年の早い時期には復帰出来るだろうと(医者に)言われている。』

最初の手術から1年5ヶ月後に二度目の手術ですから、可哀相というのが正直な感想。言わずもがな、体が回復するのと、ゴルフが復活するのは全く違う話。試合に出れば毎ショット毎パットがテレビに写るタイガー。というか最近では練習ラウンドやプロアマでさえ中継される有様。coldsweats01

去年今年と大して試合に出なかったタイガーが、またしばらくツァーから遠ざかると思うと寂しいですが、去年の手術後のように早すぎる試合復帰などしないよう、気長に治してもらいたいものです。

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ブログを呼んでも書いている方がいなかったので、日本では放送されないのでしょうか、ライダー・カップの女性版、ソルハイムカップが金・土・日の3日間、初めてドイツで開催された。

アメリカチームとヨーロッパチームから各12人出場。金・土は朝フォーサム、午後フォーボールのマッチプレー。18ホールを越す延長はなく、勝負がつかなければ引き分けとする。2年に一度開催ですが、前回、前々回はヨーロッパチームが勝っている。

これがPGAのBMWチャンピョンシップを見るよりよほどおもしろかった。金曜日のフォーサムは双方2勝2敗の同点。午後のフォーボールになると、ヨーロッパが2勝、ほかの2つのマッチでも引き分けの負けなし。ヨーロッパ5点ーUSA3点。

土曜日になってもヨーロッパ好調は続き、負けるかと思われたマッチでも終盤バーディラッシュで勝ち、朝のフォーサムが終わった時点で、ヨーロッパ8点ーUSA4点。

金曜日の天候中断もあり、2日とも2,3のマッチは翌早朝に持ち越した。それで、土曜日午後のフォーボールのうち、チャーリー・ハル&スーザン・ピーターセンとアリソン・リー&ブリッタニー・リンシコムのマッチは残り3ホール(訂正)を日曜日早朝にプレー。16番でヨーロッパがバーディを取り、マッチはオールスクエア(同点)で17番パー4に来た。

ヨーロッパがバーディパットを外し、パーパットはコンシードされた。次にアメリカのアリソン・リーが12フィート(3.6m)のバーディパットを外し、カップを2フィート弱越えた。すぐ近くのグリーン際に立っていたヨーロッパのチャーリー・ハルとキャディーはすぐに歩き出した。アリソン・リーはパーパットをコンシードされたものと思い、ボールを拾った。グリーンの反対側で待っていたピーターセンが、パットをコンシードしてないと主張。アメリカはボギーにされ、ヨーロッパの1UP。

これがそのビデオです。

最終ホールは、ヨーロッパがバーディパットを入れ、リンシコムが入れられず、ヨーロッパが2&1で勝ったが、これが大事の大騒ぎになった。

Solheimcup_controversy_hull

マッチが終了したあとの騒動中、泣くチャーリー・ハル。左はアシスタント・キャプテンのファニー・スニッソン(元ヘンリック・ステンソンのキャディー)。右は同じくアシスタント・キャプテンのマリア・ヨークと思う。

Solheimcup_controversy_lee

ソルハイムカップ、ルーキーであるアリソン・リーも泣いている。慰めているのはアメリカチームのブリタニー・ラング。

Solheimcup_controversy_pettersencap

ピーターセンが説明している様子から想像するに、チームもピーターセンのしたことを歓迎していないようだ。左、金髪の後ろ姿はキャプテンのカリン・コーク、その前がファニー・スニッソン。右の後ろ姿がチャーリー・ハル。

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直後に、文字通り世界中からこのピーターセンの行為を批難するツイッターが飛び交った。(おそろしい世の中になったものだ) ゴルフレポーター、PGAプレーヤー、LPGAプレーヤーの大御所、芸能人。ゴルフファンも圧倒的に批難する人が多かった。

何が起こったか、これはあくまでわたしの推測です。アリソン・リーが16インチ(48cm)のパーパットを残した時、ピーターセンはオーケーにするつもりはなかった。しかし、チャーリー・ハルはコーンシードするものと思い、歩き去った。

ピーターセンはハルに自分はコーシードするつもりはないと言った。ビデオを見ると、即刻オフィシャルにパットをコンシードしてなかったと伝えたろう。オフィシャルは、アメリカチームにそのまま伝え、そのホールはヨーロッパの勝ちと認められた。アメリカ側は誰かが、そのパットOKと言ったのを聞いたからと言ったらしいが、言った言わないの水掛論になった。

わたしが思うに、ヨーロッパ側はルール違反はしていない。誰に落ち度があったかを言うなら、アリソン・リーは相手チームの顔を見て、パットがOKか確認してボールを拾うべきだったろう。男子のライダーカップで、度々見るシーンだ。コンシードしたかはっきり分からない時は、相手がはっきり言うまで、あるいはジェスチャーで示すまでボールを拾わない。

ヨーロッパ側を批難するあまり、最初から計画してハメタのだと決めつける人も少なからずいたが、わたしはそうは思わない。チャーリー・ハルの泣き顔は、ピーターセンが自分はコンシードしてないのにと責めたからだ。ピーターセンは最初からパーパットを入れさせる気だったろう。

短い、長いの問題ではないと思う。オールスクエアで17番ホールなのだ、短いパットでも入れさせてプレッシャーをかける、あるいはOKにしないことでイライラさせるなどは、トップレベルのマッチプレーの常套手段と思う。

ヨーロッパチーム全体にとって不運だったのは、これは前日から持ち越したフォーボールのマッチで、直後に日曜日のシングルマッチを始めねばならなかったこと。12組のマッチのうち、たった4つ勝てば、優勝出来るところだったヨーロッパは3勝1分けしか取れず、14.5対13.5でアメリカが大逆転で優勝した。いはやは、ヨーロッパチームには酷い負け方になった。

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コメント

いつもメリーさんのアメリカ情報楽しく拝見させて頂いてます

自分もこの中継見ましたが、「ピーターセンのやつやったな~」って感覚で、
メリーさんのような考えは思い付きませんでした でもたぶんメリーさんの推測のほうが
当たっているように思います そう考えるとピーターセンのほうがプロ意識を持った厳しいプロで、リーはまだまだ甘い若手のプロだな~と思えてきました でもこれを観た世間一般の
9割以上の人は、そうは思ってないでしょうね・・・

すかんくさん

わたしはピーターセンがすっかり悪者になって気の毒と思っています。
閉会式の時、アメリカのキャプテン、ジュリー・インクスターが「(17番グリーンのことは)女子ゴルフのために忘れましょう。」と言ったのは非常に良かったと思います。
翌月曜日の朝にピーターセンとインクスターが二人だけで会って話し、ピーターセンは「あの時、シングルマッチに入る前に1点でもヨーロッパのためにあげておきたいと必死だった。しかしもっと大きな視点で処理するべきたった。ヨーロッパチームに申し訳なく思っている。」というコメントを発表しました。

月曜日には「あれはリーが相手チームに確認せずボールを拾ったのが悪い」「長年ツァーキャディーをやってきたが、相手に確認せずボールを拾うなど見たことがない」などなど、USチームの落ち度だったとするコメントがツィッターやゴルフサイトにかなり出ていました。

リーが確認せず拾ったのがまず悪い、それからバーディパットを外した時点で、歩き去ったハルとキャディーも悪いですね。ルール違反ではないが、コンシードした印象を強く与えてしまっています。

ソルハイムカップではUSチームは過去にかなり汚いこともしていますが、それは忘れ去ったのかと思いますよ。(苦笑)

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