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フェデックスカップ・プレーオフ終了

フェデックスカップ・プレーオフシリーズはツァーチャンピョンシップで終了。

ボーナス10ミリオンダラーというフェデックスカップだが、必ずしもその年に最も活躍したプレーヤーが優勝者になるわけではない。

去年、シーズン中は優勝がなく、プレーオフ前のポイントは69位だったビリー・ホーシェルが4試合のうち、BMWチャンピョンシップと最終のツァーチャンピョンシップに勝ち、フェデックスカップも獲得したのが好い例だろう。

年間を通して好成績をあげ、フェデックスポイント1位でプレーオフに入り、フェデックスカップに勝ったのは、2007年(PGA7勝、うちメジャー1つ)と2009年(PGA6勝)のタイガー・ウッズ。

その意味で、メジャー2勝したジョーダン・スピースはフェデックスカップにふさわしいチャンピョンだと思う。それは誰に勝ってほしかったなどという贔屓を越え、おそらく一番資格がある者にカップが渡ったという納得の感概。スピースは平均スコア第1位、今シーズン唯一69未満。68.91。

御存知のように、平均スコア第1位にはバードン・トロフィーが授与されるが、最多はタイガーの9回。68を切っているのは、これもタイガーだけで2000年と2007年。

今はインターネットで何でもクリックすれば記録や数字が出て来るから、フェデックスカップにしても、優勝スコアにしてもタイガーの卓越した強さを思い知らされる。ほとんどをライブで見たはずなのに、人間よく忘れるものだ。

ちなみに、このツァーチャンピョンシップだが、フェデックスプレーオフシリーズの最終試合になってからでは、2007年のタイガーの優勝スコアはずばぬけて低く、23アンダー。毎年同じコース開催で、季節も同じ。毎年7アンダーから13アンダーが優勝するのに、このスコアはどうしたことか。(笑)

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ヘンリック・ステンソンは初日2日と素晴らしいパットで、ティーショットに3Wを多用してフェアウェイキープ、安定しているかに見えたが、土曜日の酷い雨で忍耐心を使い果たしたのではないか。

3日目のあと松山英樹も「セカンドの距離が長くなってしんどい1日だった。」と言っていたが、多くのホールでティーショットはキャリーの距離しか出ていなかった。

3ラウンド目のスピース、16番パー4のプレーは圧巻だった。ティーショットを右に曲げ、ツリーラインへ。雨でじゅくじゅくのラフから低いパンチショットでフェアウェイに出そうとするが、低い打球は濡れた右ラフで止った。スピースは怒ってクラブを振り回していた。

3打目、残り118Y、ピン下へ。22フィート(6.6)のパーセーブパット。このパットにかまえた時のスピースは、今まで見たことがない厳しい顔をしていた。わたしはこの顔を見たとき、この試合は彼が勝つなと思った。(ほんとです)

打つ前の表情まで写っていないが、これがパーパット。

*そうして最終ホール、234Yパー3というタフな設定で、バーディを取り、1打先行して最終日に入った。初日から3日間で、ボギー2つというミスの少なさ。

2日目、グリーンにパーオンしたのは半分というショットで、ボギーなしの66は稀有のショートゲームとパットだ。

優勝後の記者会見で、「今週はショットで一つも気分良く打てたことがなく、ここぞという時のショットも持ってなかった。しかし、ショートゲームが極めて良く、月曜日にここのバミューダグラスに慣れるためたくさん練習した。」と言っている。

最終日は幾つかの大きなパットを入れている。あのパットは恐ろしいばかりだ。ステンソンを引き離す決め手になった11番パー3、46フィート(14m)のバーディパット。9アンダーへ。ステンソン、この時点で6アンダー。

ステンソンがフィストタッチをしてくれた事に関して、彼の人となりを表していると賞賛し、これがPGAゴルフだと。

「またあの瞬間は周りは何もなくなり、自分と彼と二人だけでプレーしている感覚になる」と、タイガーとそっくりの感概を言っていて笑った。

しかし、弱冠22歳でこれだけ喋れる人はいませんよ。彼の強みはメンタルだと思ってきたが、再びそれを示した試合でした。

ステンソンはプレッシャーがかかるとパットが入らなくなる人だが、最後に長いバーディを入れ、2位タイで終わったのはフェデックスカップのボーナスで大きな金額の違いになったので、多少の慰めになったかも知れない。ほかにダニー・リー(65)とジャスティン・ローズ(66)が2位。

リーダーボード

今シーズンのことはまたあらためて書こうと思っているが、ヤングガン young guns、ヤングガンとメディアがもてはやすうち、ほんとに20代の台頭がめだつ年になった。

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