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最後までおもしろかったホンダ・クラシック

【筆者から】

メリカでは月曜日現地朝8時プレー再開からテレビで中継されましたが、日本ではどう中継されたのか無知です。見なかった方のためにも、かなり長く書きましたので、時間のある方だけどうぞ。

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今年ほどPGAナショナル・チャンピョンコースがタフと感じたことはない。天候のせいが大きいが、ジャック・ニクラウスが幾つかのグリーンを造りかえたので強い風で難易度がはね上がったのだと思う。2007年にこの開催コースに変わって、2010年と2012年を除いて一桁アンダーが優勝スコア。

さてさて一夜明け、朝8時からプレー再開。最終組は8番ホールから、上位陣は最初の2,3ホール精彩がない。パーを重ねる、パットが入らない。日曜日20数ホールプレーした疲れか、あるいは最終日のプレッシャーか。

2打差の首位を保っていたポールター、11番455Y、残り190ヤードのフェアウェイからショットはスライスして右池へ。Wボギーで6アンダーに落ちる。同じホールで同組のパトリーグは左ラフから残り204Yを4番アイアンでスリークウォーターショット(4分3ショット)でピンへ13フィートに打ちバーディ。記者会見でハーリントンの説明は興味深かった。

「このホールもそうだし、15番もそうだけど、右は池だからグリーンの真ん中や左に打てというけど、左には打てないんだ。左は自動的にボギーだからね。だから4番アイアンで、あそこに打ったんだ。」(右ピンのさらに右)

2つホール前をプレーするポール・ケイシーは昨日フロント9の31のプレーはどこへ行ったのか、ショットも悪く、良いショットを打ったグリーンではパットが入らず。最終組のパトリック・リード、今日はティーショットも良くなく、ラフによく入れる。

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12番439Y、ハーリントン、34フィートの長いバーディパットを入れ、5アンダーへ。ポルターはピンへ10フィートに打つが入らない。

13番386Y、ハーリントンはピンへ7フィート(2.1m)に打ってバーディ。ここで最終組の3人、ポルター、ハーリントン、リードは6アンダーに並ぶ。

悲劇は14番461Yで起こった。今日は悲劇のオンパレードで、というより初日から池の餌食になったプレーヤー数え切れず。初日は強風にグリーンが硬かったせいが大きいが、今日はプレッシャーと勝ちたい症候群だったのでしょうか。まず、ティーショット右曲がり池、右パームスリーの下から3打目、それが前方のパームツリーに当たり直角右跳ねで池へ。5打目、パームツリーの右横からグリーン右フロントバンカーへ。アゴへ目玉。6打目、グリーンへオン。このパットを入れトリプルボギー。3アンダーに落ちポルターは終わった。

NBCのアナウンサーが「ポルターがポルターガイストになった」と冷酷なジョークを言う。bearing (「ポルターガイストは1982年封切りのホラー映画。3作目まで制作されたようです。第1作は小さなテレビ画面で見ても死ぬほど怖かった)

このホール、パトリック・リードは18フィート、ハーリントンは15フィートのバーディパットを入れ、両者7アンダーの首位タイ。ポルターがティーショットを池に入れた頃、PGAツァールーキー、21歳のダニエル・バーガーが17番、18番をバーディにして64、トータル6アンダーでホールアウト。

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次の悲劇。ここからいわゆる「ベア・トラップ」の3ホールに入る。今週の「ベア・トラップ」の成績は、ハーリントンが-3、リードがー1、ポルターが+2だそうだ。

15番183Y、ハーリントンは5番アイアンでピン上9フィートへ。パトリック・リードは6番アイアンでドローを打とうと思ったのだろうがドローがかからず、グリーン手前へドボン。彼はドローしか打てないそうですね。このホールではないが、もっといろいろな試合で勝とうと思ったらフェードも打てないととテレビで言われていた。さすがに口惜しがるリード。

ハーリントン、9フィートのバーディパットは逃すも、リードがダブルボギーで5アンダーに落ち単独首位。ハーリントンが7アンダーを維持すれば優勝が濃厚になってきた。

しかし、悲劇は終わってない。coldsweats02

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17番179Y、今度はハーリントンが5番アイアンをスライスして右池へドボン。土手に触りもしないのだから、ひどいミスショット。ここをダブルボギーにして5アンダーへ。PGAツァーで長いこと勝っていなかったこと、43歳、前日ショートパットの酷い外し方・・・テレビの口調もハーリントンの優勝の目は遠のいたかのトーンでわたしはむっとした。(笑)老兵は死なずという言葉を知らんか!

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Hondaclassic_paddy_18th_3rdshot_m_2

18番548Yは風がアゲンストになり、ハーリントンではグリーンには届かない。3打目107Yからピン下15フィートへ(4.5m)。このクラッチパットは素晴らしかった。ハーリントンはこの距離のパットをよく入れる。

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予想通りプレーオフになった。進出したのは、想像外のプレーヤーでしたが。smile (去年もプレーオフだった)

21歳、ダニエル・バーガーと43歳パトリーグ・ハーリントン。使用ホールは18番パー5⇒17番パー3。

記者会見でハーリントンが、18番は飛距離があり2オン出来るバーガーのほうが有利だと思ったと語っていた。バーガーのティーショットが右ファーストカットのラフに入り、両者レイアップ。ハーリントンよりはるかにピンに近く打ったバーガーもバーディパット入れられず、次のプレーオフホールへ。

ハーリントン、記者会見で、「『18番ではプレーオフに行けただけでボーナスだ』という気持ちだったが、バーグマンがパットを外して、次の17番では気持ちの持ち方を変えた。」「『優勝は自分で勝ち取る』と思ったんだ。」

17番179Y、レギューレーションでスライス池ポチャしたばかり。ティーグラウンドの後ろや左手で音がするため、何度も仕切り直しをする。ハーリントンは昔スロープレーで悪名高かったが、今日のあのホールはやむを得なかったろう。掃除係の馬鹿チンがゴミを集めて、カートに載せ走り去るのが見えた。月曜日に最終ラウンドこその弊害か。待った甲斐あって、5番アイアンの4分3ショットはピン真上3フィートへ。

そのあと、本日最後の悲劇。あろうことか、ダニエル・バーガーの6番アイアンは大ショートで池ドボン。勝負あったり。

ハーリントンのPGAツァーでの優勝は何と2008年のPGAチャンピョンシップ以来。その年は全英オープンにも優勝している。

今週はスポンサーからの招待出場だったそうだ。ホンダさんありがとう・・・じゃないが、久しぶりにチャンピョンの粘りとメンタルの強さを見せてもらった試合でした。

タフなコースでタフなセッティング、ついでに天候も厳しいとなれば本当に実力がある選手、いろいろなショットを持っている選手、メンタルが強い選手が勝ち残る。見ごたえがあっておもしろい。

リーダーボード

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