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WGCアクセンチュアマッチプレー終了

今年のWGCマッチプレーは早くからミケルソン、アダム・スコット、タイガーが不出場を表明していたので、最初から盛り上がりに欠ける感があったが、若手プレーヤー達が後半まで残ったことと、最終日チャンピョンシップマッチが延長23ホールまで持ち越したことで終わってみた感想は例年よりおもしろいぐらいだった。

最終日のチャンピョンシップマッチを録画してあとで見ようと思っている方は、読まないほうがいいでしょう。(笑) むちゃくちゃおもしろいマッチでした。

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ベスト8に残ったルイス・ウーストハイゼン、去年からの腰痛はまだ完治ではないようで良いプレーをしていたのに4日目のジェイソン・デイ戦から腰が影響しているのが見てとれた。

ジム・フューリック、毎マッチで2ダウン、3ダウンから這い上がって勝ち残り、粘りのプレーヤーの面目躍如だった。4日目の対リッキー・ファウラー戦でも3ダウンから13、14、15、16番ホール連続で勝ち、この日も同じパターンで勝つかと思ったが、17番で取られ最終ホールではグリーンにショートしたあと、チップが短くて転がり戻ったのは見るほうも辛かった。

マッチプレーはだいたい若いプレーヤーのほうが思い切ってプレーするように感じる。

パブロ・ララザバル、トーマス・ブヨーン、マット・クーチャーを破って4日目にアーニー・エルスと対戦したジョーダン・スピース。弱冠20歳で常にクールを維持していたスピースだが、この日はショットが不調でクラブを投げたり、キャディーに当たったりが見られた。エルスに負けて、後刻、「自分はメンタルが足りなかった」と反省のコメントをしていて可愛い。(笑) 20歳でそうそう聖人のように振舞われるよりよほど安心した。

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マッチプレーのおもしろいところで、スコアにしたら決して良いゴルフをしていなかったエルスはセミファイナルまで生き残ったが、とうとうフランスのビクター・ドゥビソーンに負けた。

リッキー・ファウラーは勝ったマッチでもしばしばフェアウェイを外して、よくこれでここまで勝ち抜いたなと感じたぐらいで、これもやはりセミファイナルでジェイソン・デイに破れた。

というわけで決勝はドゥビソーンとデイの戦い。

ビクター・ドゥビソーンはフランス人。去年11月のトルコエアライン・オープンでヨーロッパツァー初優勝したが、アメリカではほとんど無名でしょう。この試合もタイガーが出場していたので徹夜で見ていたが(笑)、そうでなければドゥビソーンのプレーも大して注目していなかったろう。ヨーロッパツァーの解説者が、非常に才能あるプレーヤーだと言っていたのが印象に残っている。まだ初優勝の前だったと思う。

オーストラリアのジェイソン・デイは、若いうちにメジャーを獲る才能ではないかと高く買うファンが多かったが、まだPGAツァー1勝のみ。(2010年バイロン・ネルソン・チャンピョンシップ)結婚し子供も生まれたが、まだ26歳。

チャンピョンシップマッチは、ドゥビソーンのショットが悪く、終始ジェイソン・デイの優勢。形勢はひっくり返りそうもなかったが、デイ2UP、残り2ホール。もうデイが勝つだろうなと思った途端・・・。

17番パー4、ドゥビソーンはティーショットをフェアウェイ右バンカーに入れたが、そこからピン右上につける。デイは左ラフからグリーンオン。ファーストパットをタップインに寄せてパー。ドゥビソーンは、このバーディパットを入れ、1DNにする。

18番パー4、デイのセカンドは大きすぎてグリーン上の奥、カップまで68フィート(20メートル)。ドゥビソーンはセカンドを左バンカーへ入れる。グリーンの傾斜がすごく、パットでもチップでもカップに寄せるのは難しい場面。

上はドゥビソーンのバンカーショット。これでパーセーブ。ジェイソン・デイのファーストパットはカップを10フィートほど通り越す。パーセーブパットは一転がり足りずボギー。これでオールスクエア。マッチは延長戦へ。

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19ホール目(1番ホール)。ドゥビソーンのセカンド、7番アイアンで大きすぎ、グリーン後方の砂地、ボールはサボテンの根元。絶対絶命と思われたが、ドゥビソーンはミラクルのようなパーセーブ。彼のおかしいのは、グリーン方向へ歩いて距離を測り、ボールの様子をうかがったら、あれっという間に打ってしまうところ。飄々としてけっさくなキャラクターだ。

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20ホール目(9番ホール)。毎ホールのように、ドゥビソーンはハイブリッド、デイはロングアイアンでティーショットを打つ。デイのセカンドはピン後方のエッジへ。ドゥビソーンは残り181Yからグリーン左下の砂地へ。マッチの最初の9番ホールでもここへ打ち込んだ。ブッシュの下、石が転がる傾斜地から再び仰天のチップショットを打つ。ショットを見ていたデイの呆れて笑う表情が良い。パーセーブ。

これらのミラクルパーセーブだけでも、このチャンピョンシップマッチを最後まで見た甲斐があったというもの。

ちなみに、ラストネームのドゥビソーンDubuissonはフランス語でブッシュのことだそうですよ。(解説のニック・ファルドー曰く)

21ホール目は10番へ行き、双方ボギー。22ホール目は14番で両者パー。

勝負は23ホール目、短いパー4の15番333ヤードで決まった。ジェイソン・デイはここで快心のドライバースイングをした。グリーン右のファーストカット。ドゥビソーンはもっと遠い右ラフで、チップは止らずグリーンの向こう側エッジへ。

デイはチップを4フィート足らずに寄せてバーディ。長いマッチは終了。

勝ったデイより負けたドゥビソーンのほうが印象に残った感があった。フランスから遂にすごいゴルファーが出てきたかも知れませんね。おじさんはプロのバスケットボール選手だったという。ドゥビソーンのコーチが、彼のショートゲームを「黄金の手を持っている」と語ったそうだ。

マッチプレースコアボード(名前をクリックするとマッチスコア)

ところで、PGAツァーの新装したウェブサイトは見にくいうえ、視覚的にも美しくない。もっとセンスが良いウェブデザイナーを雇うべき。(笑)

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さて来週はホンダクラシック。タイガー登場。長い冬休みから明けて、トーレパインズのファーマーズ・インシュアランスオープンといい、ヨーロッパツァーのドバイ・デザート・クラシックといい、腑抜けたようなゴルフだったが、たいがい楽しめるゴルフを見せてもらいものです。

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コメント

メリーさんのブログを読んで、最後まで読むなとのこと、早速マッチプレーを見ましたが、いやあ~面白かったです。
フランスのイケ面はちょっとついてた感も無きにしも非ずでしたが、それにしてもいいキャラクターでしたね。
最近テレビ中継が面白くないと感じてましたが、こんな試合ならまた見たいですねhappy01
次の試合も解説待ってますよ(*^_^*)v~

>パラメントさん

もう少し細面にしたらドゥビソーンは中世の絵に出てきそうな顔をしていると思いました。(笑)
プレー中はあれだけ淡々とした表情でしたが、終わった直後のインタビューでは〇ホールではバウンスが運が悪くてとか、〇ホールもそうだったしなどと口惜しさを隠しきれない様子で、顔に似ず競争心が強いプレーヤーなのだと思いました。
テレビで見ていたタイガーがヒーローだそうですよ。

今週のホンダクラシックはタイガーはじめ、ミケルソン、マックロイと出場するので誰かがおもしろくするでしょう。(笑)

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