2013年PGAシーズン終了その1
何度も書いていますが、今年から米PGAツァーは「秋から翌年の秋」が1シーズンになり、したがって2013年は1月から先日のツァー・チャンピョンシップまでの9ヶ月でした。
ということで、2013年シーズン総まとめ。
今年はメジャーを含め、実力派プレーヤーの優勝が多かったように感じる。
まずマスターズのアダム・スコット。あの、ブルームパター(箒)を使ってさえ勝てなかった去年の全英オープン。とっくにメジャーの1つや2つ勝っていて当然のショット力。マスターズで見事、雪辱を果たした。ってそんな言葉は欧米人は使わないけど。
返す返す、残念だ。あの外見とあの顔で、お年寄りが長い杖に寄りかかってるようなスタイルでパットするのだもの。普通のパターで優勝していたらどんなにカッコ良かったろう。
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全米オープンも、実力十分、いつかメジャーを獲るのは間違いないと見られてきたジャスティン・ローズがついに達成。彼は履歴からして応援したくなるプレーヤーだった。98年17歳のアマチュアで全英オープン4位。期待されたがプロ転向後、最初の21試合で連続予選落ち。ヨーロッパツァーQスクールに2回行っている。
2005年からアメリカに引越し、米PGAツァーに参戦。アメリカで1勝するまで時間がかかった。3日目までリードしていて最終日に叩いて優勝を逃すパターンが何回か。2010年のメモリアル・トーナメントでPGA初優勝。
彼もパットが下手っていうか、短いパットをポロッ、ポロッと外して見ているほうが飛び上がる。(笑)
全米オープン、最終日はおもしろかった。3日目をミケルソンが唯一のアンダーパーで終了。何度もチャンスを逃してきた彼も、今年こそ優勝すると思った人のほうが多かったろう。松山英樹も良いスコアを出し、アメリカのゴルフファンに認められた。
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全米オープンの最終日のインタビューで、「今回の全米が一番堪えた。これから(再び)優勝のチャンスがあるかどうかと考えると・・・」と、弱気というか意外な発言をしたミケルソン。
全米の少し前からパットが良くなっていたし、スイングは素晴らしかった。全米のラフからのショットを見ていて、スイング自体は彼の生涯ベストじゃないかと感じていたが、全英オープンの前の週、スコットランドオープンで優勝。
彼のショットとプレースタイルでは全英オープンに勝つことはないと言われてきたが、天才ミケルソン、とうとう全英制覇。
最後6ホールで4バーディは、恐ろしいようだった。ミケルソンでなければ出ないバーディラッシュと思う。
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PGAチャンピョンシップ。フィールド自体はメジャーの中で最も層が厚いといわれるが(そうかしらん?)、どうもこのメジャーは毎年印象が薄い。タイガーが勝った年でさえおぼろげな記憶しかないものもある。ボブ・メイとのプレーオフはすさまじかった。
今年はジェイソン・ダフナーがどうやって勝ったのか、つい1ヶ月ちょっと前のことなのに。彼本人もそうだが、なーんかインパクトがない。(笑)
ジム・フューリックが最終日に崩れて気の毒だった。ここでもヘンリック・スタンソンは3位で、今年後半は良いゴルフをしている。
以上、2013年メジャーの総括。
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