独立記念日小旅行
アメリカでは一般的にJuly4thとか、4th of Julyと呼ぶので「独立記念日」と訳すと何だか仰々しい。庶民の過ごし方としては、庭でバーベキューか公園やビーチでバーベキュー。夜は花火見物とおおよそ決まっている。
ロス近郊では個人の花火は禁止の自治体が多く、ビーチや高校の校庭など広い場所で各市が主催でプロの花火屋にあげさせる。
昔、うちの子供達がティーンエージャーの頃は、花火の終わったビーチで酔っ払った若い子の喧嘩沙汰が多く、ビーチには行かせず屋根に上って遠くから見させた。(笑)
わたしはJuly 4thの花火はどこかに出かけて見たことがない。アメリカの花火はショボイと知っているので交通渋滞で運転してまで見に行く意欲がない。しかし今年は娘と孫と一緒に一泊の小旅行に出かけた。
写真を中心にほんの少々の旅行記。どれもクリックすると拡大。
左から1)パブリック駐車場3階から見た小さいベイ(大型タンカーが入るロングビーチハーバーの東側。2)観光船。3)反対側に見えるクイーンメリー号。4)可愛い建物のショップやレストラン。
ランチに入った、シーフードレストランチェーンの“バッバ・ガンプ・シュリンプ”。独立記念日が木曜日になり4連休のアメリカ。昼ごろのフリーウェイはがらがらであっという間にロングビーチに到着。名画(わたしは名画だったと思う)“フォレスト・ガンプ”から権利を買い取り、チェーンのシーフードレストランを開いて大ヒット。世の中、頭の良い人がいる。映画のシーン、有名セリフなどのディスプレー。
左から1)ホテル屋上のプールは小さく、人は多く、泳ぎを覚えたての孫はなかなか泳げず(奥の真ん中で顔をつけているのが孫)。花火はここに宿泊客がおしかけ、立錐の余地なく混むらしい。2)ホテル7階、部屋の窓から見たところ。あの方角で花火が上がるとの情報(笑)。3)偶然シャッターチャンスが合った花火。これよりもっと大きく高い花火もあったが、ロス近郊の花火はまあこんな程度。
花火は夜9時からで20分かそこら。終了後、道路の大渋滞を見下ろし、ホテル代を払った価値ありと娘と話す。(笑)
翌朝の屋上プール。左、これは障害者用のプールリフト。ホテルのこんな小さなプールに備えてあるのが素晴らしい。右、前日と違い、誰もいないプール。
左)駐車場から歩く間もクイーンメリー号の巨大さに圧倒される。見上げて、上に並んだ救命ボートでさえ結構な大きさ。中)これよりはるかに大きかったタイタニックがどうやって沈んだか理解出来ないものがある。右)見学者が上る階段の下で孫とわたし。知らなかったが、クイーンメリー号は停泊しているのではなく、ここに固定されているのだそうだ。内部見学はしなかった。
左)ヨットハーバーに面したレストランでランチ。レストランはどこもリーズナブルな値段だった。右)灯台。こんなもので役をなしているのかと思うが、夜も街の明かりがぎんぎらぎんだから、あまり必要ないのかも知れない。(笑)
ということで、片道35kmばかりの小旅行だった。昔はよくロングビーチ地区にゴルフに行っていたが、平日のフリーウェイ405号の渋滞がすさまじく、行くのはやめてしまった。車社会のロスでは(アメリカはどこもそうなのか・・?)、平日は通勤通学で道路が混み、週末や連休は空く。
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