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ロングパターとベリーパターに関するルール変更

ロングパターとベリーパターの規制に関するルール変更の「噂」は拙ブログで7月に書いたが、今日R&AとUSGAの共同声明で正式に発表された。

<禁止になること>

パターをストロークするとき、「直接」であれ「非直接」であれ体の一部を基点に使ってはいけない。

(筆者メリーが日本語でその論点が分かるように書き換えたもので、原文そのままの翻訳ではありません)

原文:In making a stroke, the player must not anchor the club, either “directly” or by the use of “an anchor point.” 

Rulechange_141_s

USGAサイトに掲載されたイラストと説明。非常に分かりやすい。赤のイラストが禁止になる使い方。

 Rulechange_prohibited

ロングパターやベリーパターを腹部や胸部につけてストロークすること。

及び、(イラスト右下)左腕を脇に畳みパターを左腕の代りにストロークすることが禁止になる。

<従来通りルール内になること>

Rulechange_permitted

青のイラストで表示されているように、クロスハンド、クローハンドなどの変則の握り方。ロングパターやベリーパターで体の一部に接触せずに使う。

Rulechange_restingforearm

ロングパターが腕の内側に触るのもルール内。(PGAツァーではマット・クーチャーがこの使い方)

☆このルール変更は2016年より実効。

*

さきほど、ゴルフチャンネルスタジオで同席したR&Aチーフのピーター・ドーソンとUSGAのマイク・デービスのインタビューを見たが、拙筆者が想像したようにこのルール変更の目的は、「ゴルフの基本を維持するため。」

変更の必要に迫られたのは、多くの若いゴルファーが最初からロングパターを体に付けてパットしだしたことという。

ロングパターは30年かそこら(後刻訂正)使われてきたが、以前は伝統的なパットの仕方ではどうしてもパット出来なくなり最後の手段でロングパターに変えるというパターンだった。

今はゴルフを始めるときから、PGAティーチングプロが子供達に「このほうがパットが入るよ。」とパターを体をつける方法を薦める有様だ・・とマイク・デービス。

(私見、この解釈は絶賛したい。)

*            *             *

R&AとUSGAが決定したルール変更であるから、ゴルフ評論家、プロゴルファー、あるいは一般アマチュアゴルファーがどう考えようと関係ないわけだが、少し書きたい。

このルール変更はゴルフ界、メディアがこの春から噂していた内容と同じで、特に今夏からは多くの現役プレヤーや往年のプレーヤーが意見を聞かれていた。

わたしの喜びとするところは、アーノルド・パーマー、ジャック・ニクラウス、グレッグ・ノーマンと、みなロングパターには反対意見だった。

タイガーもしかり。

彼らの言うところは、プレッシャー下でパットするのもゴルフの一部であり、それも能力だというもの。ロングパターを体につけてストロークすることは、プレッシャーによる神経を軽減する・・・というのが異口同音の意見。

驚くのはロングパター使用者ではない現役ツァープレーヤー達のかなりが、このルール変更に批判的なことだ。

反論の根拠は「今まで長年無視しておいて今更?」「アマチュアゴルファーのゴルフ離れを招くのでは」、あるいは「パターの使い方より、飛びすぎるボールやデカヘッドのドライバーの規制が先だろう」という意見が主だ。

わたしも長年見過ごしていたのは、R&AとUSGAの怠慢と思う。しかし、何事も今まで通していたから良いじゃないかでは進歩がない。

*

メリーの私見と感想。

パットはゴルフの究極の姿と思う。よく言われることだが、300ヤードのティーショットとグリーン上の50cmパットが同じ1打というのは、何と酷く、何とハッピーな仕組みだろう。

これが無かったら、大勢の下手くそアマチュアはゴルフをやめたろうと想像する。

また逆に、どれほど多くの「プロ」がプレッシャー下でパットを入れられないことでツァーを諦めたか。街場のプロ、ミニツァーのプロに、素晴らしいボールストライカーはいくらでもいる。

違いは、肝心な試合で、1打が運の分かれ目のホールでパットが入れられないのだ。

その点で、ゴルファーの条件は公平であるべきだと思う。

まあそれは理屈面であって、本音を言うとわたしは醜いものは大嫌いだ。ゴルフで美学を捨てたら何が残るだろう?

ドライバーの長さやヘッドの体積がルールで規制されているように、パターの長さも規制して欲しいと思う。ロングパターは見苦しい。

この度のルール変更で、ロングパターやベリーパターには制限をつけず、そのストロークの仕方だけを禁止したのは、おそらくゴルフ界からの反対と訴訟を避ける「中間」案だったと推測する。

*

註。

このルール変更は、プロポーザルされた(申請)という形で、最終決定まで90日間の期間をおく。この間に意見があるとしたら拝聴し、もし何か新しい事実が出てくれば検討も辞さない。

・・というピーター・ドーソンの言だが、まあ覆すことはないでしょう。

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