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ライダー・カップ/チームマッチ終了




アメリカ人はライダー・カップで、アメリカが負けてばかりいると憤慨するが、もともとはアメリカとイギリス戦で始まったライダー・カップをアメリカがあまりに毎回圧勝するので全ヨーロッパからも参加させることにしたわけで、今さら我儘というものだが、誰だって負けてはおもしろくない。

アメリカチームが弱い、あるいはヨーロッパチームが強い理由はいろいろ言われるが、ライダー・カップに特別なプライドと情熱を持って臨む、セベ・バレステロス、コリン・モンゴメリー、オラザバルらがいたことも大きいと思う。若いのではガルシア。(もっと昔は知識がない)

今年はイアン・ポルターを見ていてさらにその感を強くした。彼は良いプレーヤーだが、ヨーロッパ11勝、PGA1勝というキャリア。成績が悪い年でもライダー・カップではかならずや活躍する。前回2010年までの戦績が8勝3敗分けゼロ。

今週は3回のマッチに出場して全勝なので、すでに11勝3敗。

今日午後の4ボールマッチも出だしからダウン、一度もオールスクエアに戻すことなく12番まで2ダウン。組んだマックロイは、初日午前中のマッチではまあまあだったが精彩がない。夏のメジャーとフェデックスカップの疲れをひきずっているのでしょうね。

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13番パー3、マックロイのバーディでホールを勝って以降は、14番から最終ホールまで5連続バーディ。咆哮と顔がすさまじい。

これほど何ホールも良いショットを打ち、ラインを読み、パットを入れる集中力と気魄は見ていて気持ちが良い。18番のパットを入れたときはマックロイが呆れたというように笑顔で首を振っていた。

*

2日間のチームマッチの中で、最終マッチを先に書いてしまったが、波に乗ってお互い相乗効果、おもしろくてたまりませんというようなペアが、ミケルソンとキーガン・ブラッドレー。もう一組はバッバ・ワトソンとウェブ・シンプソンの組。

ミケルソンのライダーカップでの戦績の悪さはタイガーと並んで悪名高いが、年齢と共にチームプレーが楽しくなってきたではなかろうか。それはまあ推測だが、今週はキーガン・ブラッドレーと組んで3戦全勝。

ブラッドレーは良いプレーをしているときは、次々に良いショットをしパットも入る。調子が悪い時は、肩を落とし地面を見て歩く。すぐ外に出す、子供のような人だ。

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初めてのライダー・カップで、プレッシャーもあっただろうが、普段のPGAツァーでもよく練習ラウンドを一緒にするミケルソンと組むメリットも大きかったろう。初日午前の4サムと午後の4ボールに勝ったあと疲れたかと聞かれて、「いやいや、今からもう36ホールのマッチやりたいぐらいだ。」と言っていた。

隣に立っていたミケルソン、「どこかで休まないとシングルマッチまでエネルギーが持たないからね」と答えていた。土曜日は午前中の4サムのみ出場。リー・ウェストウッドとルーク・ドナルド組に7&6の圧勝。

もう一組、気が合う同士のバッバ・ワトソンとウェブ・シンプソン。ワトソンは感情の起伏が激しい人で、感激するとすぐ泣くし、ふてくされて子供っぽい発言をすることもしばしば。腹に全く汚いことがない人でしょうね。

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波に乗るとイケイケになるのはマスターズで目撃ずみ。ADHDで18ホール集中を維持するのが難しいと言われているが、フォーカスしだすと目がいっちゃうタイプ。(笑) こういうパーソナリティーはおもしろい。ウェブ・シンプソンも乗ると怖い物なしの気分になる人じゃないかと思う。画像は土曜日午後の4ボール。

ワトソンは初日午後一番のティーショットのとき、ギャラリーにもっと大きく声援しろと煽り、以来1番ティーでは大騒ぎ。ギャラリーが叫びまわっているときにティーショットを打ってけっさくだ。初日も2日目も4ボールを5&4で勝っている。

*

書いていると切りがないが、何とまだ勝ち星無しがタイガー&ストリッカー組。両チーム合わせて、彼らだけというのだから恥ずかしい。

初日の4サムは二人ともいいとこ無し。タイガーはマッチが進むにつれ調子が出てくるものだが、午後の4ボールも2日目の4ボールも出だしがあまりに悪くて、後半にバーディを取り出しても追いつかずに終わってしまう。

タイガーはジム・ヒューリックやストリッカーと組みだしてライダー・カップも幾つかのマッチでは勝てるようになった。前回も今回もストリッカーと組みたいと明言。そのためにストリッカーはキャプテンピックで選ばれたと見られている。

パットの上手さで定評があり、タイガーにアドバイスさえするほどの信頼度だが、45歳になってのキャプテンピックは荷が重いというか、プレッシャー下で良いプレーするほどのゴルフ力が残っていなかったのかも知れない。

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初日の4ボールは、タイガーもバーディ7つ、ストリッカーと合わせてバーディ9個も取って1UPで負けたのだから、まあそれがマッチプレーということだろう。ベルギーのコルサーツがバーディ8個にイーグル1つで、解説のジョニー・ミラーによるとライダーカップ史上、1日で入れたパットの新記録だろうと言っていたから仕方がない。キャプテンのデビッド・ラブⅢが、あれは負けたのではないと言っていた。(笑) 画像右、4ボール、最終ホールのバーデイパットが惜しくも入らず、分けに出来なかった瞬間。これはボールがよく転がっていたと思ったが。

2日目の4ボールも、13番のティーショット、17番のティーショットと面目躍如だったが、ガルシアは途中でへたっても、ルーク・ドナルドはへたらなかった。彼もライダーカップではいつも強い。ライダーカップでなくとも、彼は常に粘り強いゴルフをする。

タイガーはせめて分けに持ち込みたかっただろうが、無情にもストリッカーのパットが入らず。彼も入らないときはすぐ分かるようになってきた。それがツァーゴルファーとして年を取ってきたということだろう。

*

アメリカのファンにとっては嬉しいポイント差。

USA 10 - ヨーロッパ 6

明日のシングルの対戦表が発表されたが、キャプテンやアシスタントキャプテン達の意図を憶測すると楽しい。(笑)

flagスコアとシングル組み合わせ

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