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タイガーとジャック・ニクラウス

わたしは最近ジャック・ニクラウスへの尊敬の念を新たにしている。彼は偉大なゴルファーのみならず、人間としても傑物じゃあるまいか。

先週のメモリアル・トーナメント、大会前の記者会見でこの話を披露していた。

今年のマスターズ火曜日夜のチャンピョンズディナーで、ニクラウスを挟んで左にアーノルド・パーマー、右にタイガーが座っていたそうだ。3人でジョークを言い合い楽しく過ごしていたが、タイガーに尋ねた。

N『何で、いつも(スイングを)見る人間が必要なんだい?』(註:コーチのショーン・フォリーを指している)

T『いや、必要ではないですよ。』『ショーンからアイデアを得たけど、あとは自分でやりました。自分が何をやりたいか試しながらね。』

N『それならいいんだ。それが正道だからね。』『報道されるのを読むと、ショーンがスイング改造を君にさせているっていうじゃないか。』

T『いや、それは僕のしていることと違います。』

N(記者達へ)「『そう、それは良いね』と言ったんだ。自分のスイングは自分が責任ってことだからね。」

これは素晴らしい話だと思った。ニクラウスはタイガーのスイング改造について聞く必要はなかったわけです。嫌われるリスクを犯して聞く必要はなかった。聞いた勇気とタイガーを気にかける優しさ、この器の大きさはどうだろう。

自分の大記録を抜くかも知れない相手ですよ。

3月にベイヒルで優勝。復活と思われたが、マスターズで40位タイ、ウェルス・ファーゴチャンピョンシップでは予選落ち、プレーヤーズ・チャンピョンシップで40位タイと奮わない。あの変てこりんな練習スイングと共に、タイガーのスイング改造はどこへ行くのかと感じたのが大半だろう。

タイガーが結局このメモリアル・トーナメントで優勝して、あとで思うに、このニクラウスから聞かれたことで、タイガーも考えるところがあったのではないか・・・タイガーに良い「助言」だったのではないかとも思える。

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わたしはいつも思うが、偉大なゴルファーを真に理解出来るのは偉大なゴルファーだけではないか。

トーナメント終了後の記者会見で、タイガーとニクラウスが同席して諸々の質問に答えたのはこれまた興味深かった。

両人、稀有のゴルファー。両世代見られる我々はラッキーだ。

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