“We won!”
今頃になって何だけれども、アメリカでは全英オープン中継と同じTV局で、ひき続き女子ワールドカップ決勝の中継があった。
全英オープン中継の週、連日予告していた。
実を言うと、「なでしこジャパン」が日本女子サッカーチームの名前とはつい最近まで知らなかったのです。
全英が終わってすぐ娘が部屋に飛び込んできて言う。「あと20分でサッカーが始まるよ!」
録画しておいた全英オープンの早朝分を見ていたので、ときどきサッカー中継に変える。わたしは女子サッカーは興味無いのだ。日本が決勝まで行ったから見てるだけで。
だいたいイエローカード渡したレフリーが、アマゾネスだ。日本選手の3倍ぐらいあるじゃないの。
1-2でアメリカが先行しとき、もうダメだろうなとゴルフに専念。
次に見たらPK戦になっている!
ひょえーっ、同点にしたの!?
すごいじゃない!
PKで勝敗を決めるのはアンフェアな気がして、サッカーの嫌いな点だけど、そんなことは負けたときのことで(わはは)、こちらが勝っている時は知ったこっちゃないのだ。(爆)
素晴らしいキックと素晴らしいゴールキーパーで、興奮した。
日本が勝った直後、今度は孫(9歳女子)が部屋に飛び込んできた。
“We won! We won, grandma!”
この表現が可笑しくて、わたしは笑ってしまった。
*
まず説明しておくと、例えばNBAのLAレイカーズが試合に勝つと、ロスの住人は、“We won.”と言う。相手チームが勝つと、they wonなのだ。
自分の子供が通う学校のブラスバンドチームが州大会で優勝したとしよう、我が子は入ってなくても、そういう時は、we wonと言う。
日本語だと、三人称にするでしょ。うちの学校が勝ったとか、日本が勝ったとか。
ゆえに、孫が we wonと言ったことが可笑しかったのです。
孫は、自分を日本人側とみなしているから。
彼女はおばあちゃんも(←わたし)、ママも日本人だが、父親はアメリカ人で、何よりアメリカ生まれでアメリカ市民、アメリカで暮らしているにもかかわらずだ。
そのあと、孫はこうも言った。
“Finally, they have something good...after tsunami and stuff.”
(「津波やなんかのあとで、やっと良いことがあったね」)
*
スポーツをどれだけ援助するかというのは、その国の民度を反映すると思うが、我々が彼女らの健闘ぶりと優勝でどれほど元気づけられたかを思うなら、少なくとも生活を心配しなくていいレベルの報酬と、引退時の退職金のようなものがあっていいのじゃないかと思う。
ゴルフもしかりだけど、今のスポーツはTV中継で成り立っている。
日本で21%も視聴率があったぐらいだ。相当な中継契約料が払われているはず。どっかにビジネスセンスがある人はいないのか。
* * *
これは日本の孫のほう。
7月上旬の写真。2番目の孫は7歳になりました(長女の子)。赤ん坊がゲームを覗き込んでいるのが可笑しい。
内孫は9ヶ月。やっと毛がちょっと生えてきた。(~0~)
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