南アフリカの動き
日本では今週から男子も女子も試合が始まり、良かったですね。プロゴルフの世界というのは、それでメシ食ってるのは選手だけじゃないんだから、無収入になると困ります。
アメリカのLPGAはどうなってるのかなとクリックすると、4月末まで試合がない。つまりこの前のナビスコから1ヶ月間試合がないわけです。
トータルの試合数を見るより、こういう点に気づくと愕然とする。
多くの州では4月というと暑からず寒からずのゴルフシーズンなのに・・。
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先日発表されたニュース。
新しいWGCのトーナメントが、来年の12月南アフリカで開催されることになった。5年間。賞金総額は$10ミリオンというツァー最高額。
南アフリカの国内ツァー、サンシャインツァーのコミッショナーであるガレス・ティンドールから発表された。
マスターズの週にオーガスタナショナルで、PGAツァー、PGAインターナショナル連盟と会合して決定された。
何しろ去年の全英オープンはルイス・ウーストハウゼン、先週のマスターズはカール・シュワーツェルと南アフリカから優勝者が出ているので、鼻息が荒い。
(生インタビューは出ていないが、文で読む彼のコメントではその印象を受ける)
「我々がこれにこぎつけたことは、将来ワールドツァーになる可能性を示すものだ。」
最終決定ではないが、日程は12月第1週の予定している。これはアメリカではタイガーがホストのシェブロン・ワールドチャレンジ、南アフリカでもネッドバンク・ゴルフチャレンジとかち合う。
ティンドールは、「彼らのほうが日程を変えなければならない。シェブロンもネッドバンクも我々に相談することなしに今のスケジュールに変えたのだから、まあちょっとしたpayback timeお返しになるのかも知れない。」
(とわたしには品がなく聞こえるが・・)
タイガーのシェブロンチャレンジは以前12月半ばでしたが、おそらく出場プロの便宜を考えて(クリスマスシーズンに近すぎるので)、去年からだったと思うが12月の早い週に動かした。
The Tournament of Hope(この新しい試合の名前)は7つ目のWGCの試合で、70人が出場資格となる。
ティンドールは、「世界のトッププロが南アフリカまで来ると確信している。逃すにはあまりにも賞金額が大きいよ。」
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米PGAツァーは、9月にFedExプレーオフシリーズが終わると、9月末から10月までフォールシリーズがあり、これはまあ次年度のツァーカード維持が危ぶまれるプロ達が頑張る試合で(笑)、トッププロの多くは出ない。
また10月から12月まで、オフィシャルマネーではない試合、PGAグランドスラム、ワールドカップ、タイガーのシェブロンチャレンジ、シャークシュートアウトなどが開催される。
来年の話だから、プレーヤーであれ、これらの試合開催であれ、スケジュールは調整するだろうが、アメリカのプレーヤーには12月開催は好かれないでしょう。(笑)
WGCを世界各地で開催するのは、いろいろな国のいろいろなコースでのプレーを見られるという観点でわたしは好きなのだが、5年連続で南アフリカ開催よりも、アイルランドやヨーロッパ各地でのゴルフを見たい気がする。
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