WGCブリジストンインビテーショナル/タイガーのゴルフ
新しいドライバーが嬉しくて3日連続で練習。
昨日はそのあとチップまでした。パームツリーの木陰から打ったが、それでも日は浴びるから夜頭痛がして早寝。
タイトルに予選終了と書こうとして、これは予選カットが無いと気がついた。
昨日はタイガーのスタートが現地1:50pmで、2ホールから全部中継。ドライバーは隣のホール、アイアンの縦の距離はあってないし、まあ良いとこ無しというか、
パットなんかわたしよりひどかった。(笑)
タイガーでいるということは、なかなか辛いことであるに違いない。
あんなゴルフをしていても、ほとんど全ショット中継されるのだ。
一つ後ろの組がパトリーグ・ハーリントンとグレーム・マクドーウェルだったが、タイガー達がホールアウトするといっせいに人がいなくなり、彼らがグリーンへのアプローチショットを打つ時にはグリーン後方に10人しかいない(数えた)。
あれはオハイオ州に住むアイルランド人と、夏休みを利用してアイルランドから来た彼らの親類か。
中継開始前だったが、1番スタートからボギー。容易なホールとTVが言っていたが、グリーン前バンカーに放り込んだようだ。映したそのバンカーショットは、グリーンに乗っただけという貧相なショット。
2番パー5はドライバーが左ラフ。レイアップして3打目97Yから、ピン下に打ってスピンバック、左エッジまで転がり戻った!
アンビリーバブル。
そこからのチップもショート。8フィートぐらいのパーパットは、カップにも触らず。
もうギャラリーは声も無い。
アナウンサーが過去何回もイーグル獲ったホールで・・と、感慨深げに言う。
最初の2ホールで2オーバー。
タイガーがスタートする前にホールアウトした、バッバ・ワトソンは64。ほどなく終えたミケルソンは66。
多くが最初の2ホールで1アンダー、2アンダーにしているのに、フィールドへハンディやっているようなものだ。
次の3番、セカンドショット145Yから9番アイアンでピンを25フィートも越す有様。
5番パー3では6番アイアンで左バンカー。最初のバンカーショットで出なかったらしい。
恥ずかしい。
9番で4フィートからカップも触らず外したときは、何でこんなゴルフを見なきゃならないんだと思った。
8番、9番、10番、11番、13番、14番のティーショットで連続右行き。
10番では右のカート道に激しく当たり、隣の18番フェアウェイへ。そこからの2打目はグリーン奥のテレビタワーを直撃。
“運よく”奥ピンのすぐ後方のラフへ落ちた。
何番手大きすぎたわけ?
11番では3Wで打ったのに、右行きで木の後ろ。フェアウェイにパンチアウトするだけだった。
14番では右ラフのさらに右の、スポンサー招待客テントの屋根を直撃。
パットで拾えないものだから、グリーンを逃すと速攻ボギー。
14番、17番、18番とようやくドライバーが良くなるが、時すでに遅し、というかほかも何もかにも悪かった。
フェアウェイキープ5ホール、グリーンオン11ホール、32パット。
*
今日は、早いスタートでTV中継前に終わっていたが、映らなくて良かったというゴルフだったもよう。
フェアウェイキープは3ホール、グリーンオンは39%。パット数は27で多少減っているが、それだけグリーンを外していたらねぇ・・。
人の記憶というのは大して当てないならないものだ。
ひどいラウンドも過去にあったかも知れない。
タイガーはあまりに超越したゴルフを何度も何度も見せてきたので、悪いラウンドはさっさと我々の記憶から消えてしまったことも有り得る。
今年のクエールホローチャンピョンシップだって、予選カットラインが1オーバーのところをタイガーは11オーバーだったのだから、かなりひどいゴルフだったろう。
しかしツァーに復帰して2戦目だったクエールホローより、8試合目でそろそろ今シーズンも終盤な今、その内容はより深刻に感じる。
いっそうオヤジに見えるヒゲはやめてもらいたいが、タイガーの顔からも事態の重さがうかがえる。
ゴルフはメンタルなスポーツだとは、耳にタコが出来るぐらい聞く言葉だ。
わたしは競技ゴルフもしたことがないので、自分で体験することがなかった。
このところの、The Openからのタイガーを見ていると、メンタルな部分がとうとうタイガーのゴルフを侵食していると感じる。
本人によると、ホームでのプリパレーションは非常に良かったという。水曜日の記者会見では明るい表情だった。
それがコースに来てこういう結果ではフラストレーションがたまると昨日ラウンド後のインタビューで言っていたが、今日はインタビューに応えず、ファルドーによると、「(周辺の)よそのコースに練習に行っている」とのことだった。
タイガーも勝てなくなる日が来るとは誰しも理性ではわかっていることだったが、この13年強くあり続けた彼にそんな日は永久に来ないような錯覚を起こしていた。
現実に見ると実に衝撃だ。
いつかこんな日が来るのだ。
今は一時的なものであっても。
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* * *
ローリー・マックロイが一番好きなコンサートはと訊かれ、
“50セント”
これが一番マシだった。(爆)
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メリーさん、こんばんは。
タイガーは、かなり深刻な状況のようですね。
このところ、メジャートーナメント以外見たいという欲求が湧かないのは、やっぱりタイガーが不調だからだと思います。
写真を拝見すると、オーラを感じないというか覇気が無いので残念です。
早いところ調子を戻して欲しいですね・・・
僕の方は土曜日に友人とその友人の奥様とラウンドしてきました。
この奥様は、クラブを握って三週間ですが、その三週間でみっちりとレッスンに通ったらしく、アドレスが素晴らしかったです。
スコアの方も初ラウンドで136ですから、びっくりしました。
初めてのパーも取りましたし、大変喜んで頂いたので、とても良かったです。
僕の方も暑さに負けず、ナカナカ良いスコアでした。課題も一杯持ち帰ってきましたが(笑)
投稿: PW好き | 2010年8月 8日 (日) 08時32分
>PW好きさん
タイガーは不思議な人ですね。
タイガーが活躍しない試合は、誰がどんなパーフォーマンスをしても火が消えたようなというか・・(笑)
ブログを拝見しました。
パーオン率50%で、9オーバーですから、大ミスのない良いゴルフだったかと思います。
パーオンして3パットや、グリーンを逃してパーセーブはあったと思いますが、トータルで半分をパーですから。
今年2ラウンド目でスコアになるのは、ゴルフIQが高いからですよ。(笑)
お友達の奥様、クラブを握って3週間でコースデビューも驚きなら、136も驚きです。
筋が良いのでしょうね。
羨ましいです。アハハ
投稿: メリー | 2010年8月 8日 (日) 13時31分