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2010年全英女子オープン終了

歳をとると涙もろくなると思うが、わたしは今日3回も涙がにじんだ。

まずライブで見ている時。

直後に録画していたビデオを見て。

以上は同じ最後のシーンで。

それからLPGAサイトに掲載してあった、記者会見でのヤーニーの話を読んだとき。

*

12アンダー、キャサリン・ハルに4打差をつけてのスタート。ヤーニー・センはリードして勝ったことがないそうだ。

今日の全てが最終18番ホールにあった。

ショットは相変わらず良かったが、どうしてもパットが入らないヤーニー。3フィート、4フィート、5フィートのパットを逃し続ける。

いっぽう、かなりのグリーンでヤーニーより遠いところからパットしていたキャサリン・ハルは、惜しいファーストパットのあと、容易なタップインパー。

11番で長いバーディパットを入れ、13番では2打目の5番アイアンをピン真後ろ3フィートに打ってバーディ。1打差に詰め寄る。

ヤーニーのほうは、14番パー3でもファーストパットのスピードが足りず、セカンドパットは2回仕切り直し。顔が緊張でほとんどこわばっている。これは入れた。

15番499Y、パー5。ヤーニーは3打目をグリーン左手前からチップして4,5フィートにつける。

これもカップではねて外す。明らかに強すぎた。

ヤーニーは昨日68だったが、入れるべきパットを外して3打は落としていた。既にプレッシャーからか、予選2日間とはストロークもリズムも違っていたと思う。

5フィート(1.5m)のパットを、古い世代のゴルファーは“knee knocker”(ニーノッカー)と呼ぶそうだ。

1日中(パーセーブの)knee knockerをパットしていると、しまいに心身くたくたになるという。

16番パー4、9番でピン下7,8フィートに打って、バーディパットはブレーキがかかったようにボールが止った。いかに転がってないかだ。

パー5が2ホール連続の17番、18番。ここが勝負の分かれ目になるだろう。

17番516Y。ハルのハイブリッドで打ったセカンドが右バンカーの手前へ転がる。3打目をパターで12フィートに寄せる。

先にバーディパットを外したヤーニー。ハルのバーディパットを見ていられないというように、うつむいて帽子を引っ張り下げる。

ハルは良いストロークだったが入らずパー。

ヤーニーが11アンダー、ハルが10アンダーで最終へ。

18番472Y(←しかし短すぎっ!)。ヤーニーは良いドライバーショットだった。すぐにティーを拾い上げる。

しかしフェアウェイ左寄りにランドしたボールは延々と転がり、あろうことか左バンカーに落ちた。

金曜日でラッキーだった分のお返しが来てるようじゃないか。(笑)

British_sun_tseng_2ndshotbk_18th British_sun_tseng_3rdshot_18th フェアウェイに出し、3打目はグリーン右に転がりもれる。

セカンドがグリーン奥まで行ったハル。ウェッジでのチップがショート。解説者やアナウンサーに、ロフトがない7番アイアンぐらいでチップするべきと言われていた。

今のプロは、男女ともどこからでもウェッジを使う人が多いが、この場面は男子プロなら7番か6番使ったろうなと感じた。

British_sun_tseng_winningputt ヤーニーはグリーン右サイドからパターで5フィートに寄せた。

ハル、20フィート(6m)のバーディパットが入らず。

ヤーニー、またしてもknee knockerのパット。これを入れれば優勝。

解説のジュディー・ランキンが言い聞かせるように、これは毎日毎日練習してきたパットだ。どうストロークするかと考える場面ではない、どうパットするかを考えるところだ。

ボールがパターフェースから離れる。

転がったー!

British_sun_tseng_winningputt_2 入ったー!

British_sun_tsengjasonhamilton ボールを拾って、キャディーのほうへ歩くヤーニー。顔をぬぐう。キャディーとハグして、嗚咽しているのが見て取れる。

どれほどの緊張だったろう。どれほど長い1日だったろう。

最もタフだった優勝という。

前夜送られてきたアニカ・ソレンスタムのメッセージで、“ just trust your ability and have fun”(自分の能力を信じて、あとは楽しみなさい)をヤードブックに書き、OK, trust it, trust itと言い続けたという。

確か、2008年LPGA初勝利でLPGAチャンピョンシップに優勝した時も、今年クラフトナビスコチャンピョンシップに優勝した時も、ヤーニーは涙を見せなかったと記憶している。

今日泣いたことについて、「ともかく1日中ナーバスで疲れていた。」と語っている。

21歳でメジャー3勝。ツァー3年目。

British_sun_champagne British_sun_ceremony シャンペンをかけたのは、クリスティーナ・キム。ピンク服の女性は3年間キャディーをした、友人の台湾ツァープレヤーだったシェリー。今年からヤーニーのロードマネージャーをしているそう。最初に上田桃子がハグしていたが(細いっ!)、「ツァーでの親友の一人でいつもディナーを一緒に食べる」とヤーニーが説明していた。

右、アメリカではTVには映らなかった表彰式。

リーダーボード

*

British_sun_creamer_1st British_sun_creamer_2ndshot_1st ピンクで固めたクリーマー。靴紐はもちろん、シューズのソールもピンク。右、ハイソックスの甲の模様もピンク。腕時計、マニキュア、イヤリング。このあと、少し休養するのかまだ情報はありません。

British_sun_momoko_13th 桃子ちゃん、この日のウェアが一番良かった。昨日はクリスマスかと思った(爆)。自信がついたから、また日本で頑張りますと言ったそうだ。もう2,3年アメリカで頑張ればいいのに。

全英女子オープンも名門リンクスコースで開催するようになってメジャーらしくなりました。来年はカーヌスティー。

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