« 全米プロPGAチャンピョンシップ3ラウンド終了 | トップページ | 84年版・月刊Choice »

全米プロPGAチャンピョンシップ終了

今年最後のメジャーはあまりにおもしろく、こんなトーンメントはブログごときに書くのは勿体ない。

見逃した、録画もしていなかったという方は、ほんとお気の毒ですね。わはは。

素晴らしかった。

ニック・ワトニーが早いホールで崩れて立ち直れなかったけれども、あとは誰もチョークしなかった。

Sun_johnson_4th Sun_kaymer_4th Sun_mcilroy_4th Sun_watson_11th

アグレッシブなゴルフをする新しい世代のプレーヤーが、ピート・ダイ得意の視覚的プレッシャーを与えるコースにも拘らず、同じようにアグレッシブにプレーする様子は一種小気味良いものがある。

トラブルに行っても、彼らの顔にはナーバスさも緊張さえ表れない。ベストオプションを選択して、遂行するだけ。

そしてバック9で常に6人、7人がリーダーボードにひしめき、誰が来るか分からない、誰も崩れそうにないゴルフを展開していた珍しいメジャーだった。

一足先にホールアウトしたバッバ・ワトソンの11アンダーに向けて、それぞれが渾身のプレー。

*

まずエルキントン、16番パー5、フェアウェイからグリーンを転がり上らせイーグルチャンスにつける。惜しくも入らず、17番で3番アイアンが左崖下に転がり落ちボギー。

マックロイは15番で5フィートのパーパットを外したのが結果的には致命的だったが、最終18番では2打目198Yから4番アイアンで15フィートにつける。バーディパットを外して、泣きそうな顔・・と言っては酷いけれども、わたしにはそう見えた。

その前のマーチン・カイマー。

18番のセカンド215Yを4番アイアンでグリーン手前の左崖下に落とす。(もう少しでハザードの赤線だった)

ピン右へチップし、15フィート。

記者会見で、『このパットのラインはキャディーと長いこと話した。僕は月曜日や火曜日の練習ラウンドであのパットは何回も入れた。見た目ほど曲がらないんだ。』

『でもキャディーはあの小さい本を引っ張り出して、曲がりを言うんだ。最後は自分の感覚でどこに打ちたいかを決めてピュアに打った。』

距離はどのぐらいだったかと訊かれ、『メートルで言える。5メートルだ。15フィートだね。』(爆)

注:15フィートは4.5m。

インタビュアー「おおよそなら、15フィートだね。」

Sun_18th_kaymer_parsaveputt これを入れてパーセーブ。

*

そうして16番17番で連続バーディで12アンダー、単独首位に上ったダスティン・ジョンソン。

18番ホールでホールアウト後に2打罰を課されたことは、既に世界中をかけめぐってニュースになったと思うが、何とも酷いことでした。

(バンカー内にクラブをソールした)

Sun_18th_bunker Sun_18th_johnson_2nd あれはものすごい数のギャラリーが取り囲んでいたために起こったことだろうと推測する。

本人もキャディーも、誰もあれがバンカーとは思わなかった。

人がいない状態でフェアウェイから歩いていったら、おそらく気づいたのではないか。バンカーではないような形やサイズで、あらゆる場所にあるのは誰しも知っていることだ。

TV中継では週の早い時期から度々言っていた。ロープ外にもバンカーはあって、ギャラリーはバンカーの中に立っている。その数は1200以上とも970とも言われるが、多くはプレーにかからない・・・etc. etc.

ほんの2ヶ月前のUSオープンで、最終日首位でスタートして82を叩いたダスティン・ジョンソン。早くもこのメジャーに首位争いどころか、首位で最終ホールに来たのだ。

これもすぐに立ち直るでしょう。彼はその、ケロッとしているところが良さです。(今日びの若いプレーヤーは何事も苦にしないのだsmile

*

バッバ・ワトソンとカイマーのプレーオフ。

記者会見で、『バッバを相手のプレーオフは難しいと分かっていた。(プレーオフ3ホールの10番17番18番)ロングヒッターの彼にはパー3、パー3、パー4だから。10番はすごく短いからワンオンするチャンスがある。だから彼が10番でバーディ取っても驚かなかった。』

Sun_playoff_17thhole Sun_playoff_17th_shot Sun_playoff_17th_shot2 Sun_playoff_17th_shot3

『自分はショットが良いのは分かっていたから、17番でバーディチャンスに打ったけどね。』

15フィートのパットを入れたとき、イアン・ベーカー・フィンチが「性格の強さはアンビリーバブルだ」と評していた。

18番は今週平均のスコアが4.6。最終日は4.8だったという。

カイマーは、『右ラフからワトソンがロングアイアンを抜いたのを見て自分もグリーンに打つ気だった。クリークを超えるのに120Yのキャリーしか要らないから6番アイアンでグリーン右下を狙う気だった。悪くて「5」だから。』

『でもワトソンがクリークに打ち込んだのを見て、レイアップしかオプションはないと思った』と語っている。

いつでもピンに打つのはワトソンのゴルフだから、タラもレバも無いのだ。後ろのバンカーからカップの中のピンに当たってこぼれた。あれが彼なのですね。

Sun_playoff_18th_3rdshot カイマーがレイアップして3打目173Yから7番アイアンでピン右に打った。

『プレーオフ中はとても落ち着いていた。18番のパットまではね。』

『あのパットでキャディーに訊いたんだ。俺達、2パットで勝つの、3パットで勝つの?』(爆)

『そしたらキャディーが2パットで勝つんだ。カップに入れろよ、最後のパット入れたらメジャー初優勝だよ、と言った。』

『(ファーストパットを)何であんなにアグレッシブに打ったのか分からない、どっちみち入れたからどうでもいいけど。』

おもしろいキャラクターでしょ?こんなにおかしい男だと思わなかった。TVによると、おもしいが静かでシャイだそう。

Sun_playoff_winningmoment Sun_playoff_kaymercraigconnelly Sun_playoff_kaymerwatson Sun_trophy

25歳。来年はシード権があるので、アメリカでPGAツァーにもっと出場したいと言っています。楽しみ~。

これはわたしが持った印象だけれども、記者会見の返答の仕方を読むと、予想通りほんわかしたキャラクターのうえ、まだ“スレてない”のが分かる。アメリカに来ても変わらないで欲しいと願うものです。

flagリーダーボード

タイガーはまだまだ復活していなくて残念だったけれども、良いショットや良いパットも数々あったので、また強いタイガーを彼ら若い世代に見せて欲しいと思う。

Sun_tiger_18th_2ndshot 今日はドライバーでフェアウェイを逃すのが1打につくにも拘らず、バック9ではヤケクソのようにドライバーを使い続けていたようです。ラフからこれでもかと3Wでグリーンにオンするのは、それはそれでギャラリーは楽しかったろう。

4日間の平均スコアが4.65という18番パー4で、タイガーはバーディ1回、パー3回にしている。記憶の限りでは1回はフェアウェイ左下のバンカーから(5W)、今日は右ラフから(上の画像3Wか?)。

にほんブログ村 ゴルフブログ 女性ゴルファーへ
にほんブログ村

« 全米プロPGAチャンピョンシップ3ラウンド終了 | トップページ | 84年版・月刊Choice »

プロツァー」カテゴリの記事

コメント

sunお暑うございます、こちらも盆が終わって一段落、民族大移動も終了、ゴルフ場も元の静けさに戻るでしょう。
それにしても、外人プロは精神的にタフですねえ~、どこかのプロは全員撃沈しましたけど。。。ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

>パラメントさん

残暑お見舞い申し上げます。
日本は今夏猛暑だそうですね。
今日は東京都内で午前中に35,6℃になったとネットで読みました。

日本のプロがメジャーで活躍出来ないのは、一つは日本には難関コースが少ないからだと思います。
日本のコースが普通と考えているのでしょう、2年前の全英オープンのコースを見て「こんなのゴルフコースじゃないヨ」の発言をした若手プロには呆れました。井の中のカワズですね。
パラメントさんがブログに書かれていたように甘やかされています。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 全米プロPGAチャンピョンシップ3ラウンド終了 | トップページ | 84年版・月刊Choice »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のトラックバック

無料ブログはココログ