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USオープン Moving Day

USオープンのカットラインを決める、首位から10打以内はあんがい理にかなった、また夢もある基準じゃないかと昨日思った。

厳しいコース設定、156人もの出場者が朝から夜までプレーする間には、天候の変化による「運」「不運」も出てくる。

36ホールあれば、10打差からトップに出てくる可能性がある。少なくとも理論上は可能なわけだ。

わたしはタイガーのことを考えてそう思ったわけではないが、2ラウンド目が終わって彼が、“I'm right there.”とメディアに言ったとき、これはタイガーのネバーギブアップのメンタリティーからというより、現実的計算から言っているのかも知れないと感じた。

(I'm right there.とは、至近距離、狙える位置にいる意)

ジョニー・ミラーもカーティス・ストレンジも優勝はオーバーパーと言っていた(金曜日の時点では)。

とすると、まずは3日目、4オーバーをイーブンパーか、イーブンパーに近い数字に戻すことだ。

話はそこから。

と思って、ネットで早いスタートの組をチェックすると、ケニー・ペリーが最初の8ホールで4アンダー、ラブⅢが6ホールで4アンダー。スネディカーが8ホールで3アンダー。彼らはカットラインの+7でぎりぎり予選通過した組だ。

Moving Day!

*

30分後。

ラブⅢはフロント9を30。スネディカーが32。

トム・ワトソンでさえ33だ。(「さえ」とは失礼な表現だが、何たって60歳だ)

フロント9で可能な限りたくさんバーディをとり、バック9でボギーを少なくすれば・・・とへタレメリーの獲らぬ狸の皮算用@タイガーが始まる。

ゲストに招かれていたノータ・べゲイが言う。(金曜日の夜もタイガーと話したという。察するに毎晩ディナーを一緒にしているのかも知れない。ほんとの意味での友達は彼だろう。)

「タイガーが、『(優勝に)現実的チャンスがある』と言っていて嬉しかった。彼は9ホールごとに考えるつもりだ。」

*

1:40pm

期待を背負ってタイガーがティーオフ。(笑)

1番アイアンでのティーショットはスイングも結果も良い。パー。

2番3Wのティーショットは左ラフ、セカンドも左ラフ。チップは大きすぎる。プレッシャーか。ボギー。+5

3番、予想外にティーが20Y前にあったのでドライバーでティーショット。

スイングが素晴らしい!去年でもあんな良いドライバースイングはしてなかった。

ジョニー・ミラーがハイスピードのスイング解析を見て、パーフェクト、パーフェクト!

チップがピンを越えてランド、奥ラフへ。

試合勘がない証しだろうと、メリーの分析。(笑)

ボギー。+6

こんなしょーもないゴルフを何時間も見てられない。どうせ録画しているから、どっか行こうかと思った。

*

4番短いパー4でやっとバーディ。+5

5番181Y、ピンフロント。グリーンにオンして、短くホップしてピンハイ左に止まる。バーディ。+4(←これで振り出しに戻すpout

タイガーーーーーーーッ!ウォーーーーーーーッ!

というギャラリーの声援。

6番523Y。3Wのスイングは素晴らしい。

ハイスピードでスイング解析のジョニー・ミラー。「ミケルソンは(タイガーのことを)心配し始めたほうがいいな。」(この人はおもしろいから好きだ)

何度も再生されるが、この6番は2000年のUSオープン土曜日、右ラフから見上げるような上り220Yから7番アイアンでピン右下エッジへ打ったホール。

(今大会はラフを刈って、フェアウェイを海寄りにしたので、同じラフは存在しない)

今日はフェアウェイからアイアンでピンハイ右。イーグルパットは惜しくも入らず。バーディ。+3

わたしは思った。

タイガーの長いショットのスイングは復活した。

ドライバー、3W、アイアン。

もし今日優勝を狙える位置につけるスコアに出来なくても、今週勝てなくても、このタイガーを見てわたしは満足だと思った。

タイガーにとって、ショートゲームやパットを調整するのは簡単だ。

このスイングがあれば、どこでもまた勝てる。

(あー、ハンク・ヘイニーが辞めて良かったよ!)

(あの変てこりんな、ジーさんみたいな低いテークバックはタイガーにはまだ早い)

ま、へタレが言うことですから気にしないで下さい。

*         *         *

ミケルソン達がスタートしてから、タイガーの映る頻度が減って、全てのショットやパットを写さなくなってむっとした。

ここで娘から電話が入り、急用が出来て子供を連れていけないから孫を預かってくれと言う。

連日長時間のTV中継を見て、食べ物も飲み物もなかったので(汗;)、孫が来てからいろいろと買い物へ。

帰宅すると2本目のテープが録画されてなくて、11番から15番ホールは見ていない。

*

Sat_16th_birdie Sat_tiger_17thgreen 16番、長いことラインを読んでいたタイガー。バーディパットを入れて、全身に力がみなぎるフィストパンプだった。+1

J・ミラー「初めてのフィストパンプだ。」

17番202Y(昨日は222Yだったと思う)、タイガーのボールはフロントから転がり上り、ピンハイ右エッジ。

10フィート(3m)かそこらだが、J・ミラーは6,7フィート(2m)曲がるラインだという。

これ入れて、天を指差すタイガー。イーブンパーに戻す。

ワアーーーーーーーッ!

ギャアーーーーーーッ!という、女性の叫ぶような歓声。

*

18番、タイガーはティーショットをフェアウェイ右寄り。木がプレーにかかる。

3Wを持ち出したタイガーを見て、アナウンサーやジョニー・ミラーは「アグレッシブなプレーだな」

(下はアメリカでの中継NBCとは解説者が違うので、ネットライブ中継と思われます)

スティーブはヤーデージ260Yと言ったという。

打ったあと、Come on! Come on!

中腰になって行方を見るタイガー。

ピン上に止って、YES!

ビンテージタイガー。

伝家の宝刀、3Wフェード。

あー、世界中のファンがこの瞬間を待っていたろう。

長かった、長い、長い、7ヶ月だった。

もう誰がスコア幾つでも、どうでもよくなった。

タイガーが視界から消え、

TVブースのコメンテーター達の声が落ち、

コースは静かになった。

これがタイガーだ。

彼がホールアウトして、2時間10分後。

ダスティン・ジョンソンがグリーンに上ってきたとき、背後のギャラリースタンドはかなり人が減っているのに気がついた。

スタンド下の通路は人々が出口に向かっている。

ということで、あと1日。

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コメント

>メリーさん
祝・タイガー復活♪
昨日は、6時から10時ごろまでTVにかじりついていました。
タイガーは感覚を取り戻したようですね~
優勝圏内ですね~今日が楽しみです。

石川遼・・昨日はチョットパットが入りませんでした?
今日は頑張って欲しいです。

>ボギードンさん

アメリカでは最終日の遼くんはほとんど映りませんでしたが、過酷なコースでの全米オープン初出場で疲れが限界に来たのではないでしょうかね。
トータルでよく頑張ったと思います。

タイガーはもうほとんど復活していると思います。
昨日はショットとパットがかみ合いましたが、そんな日が2ラウンド、3ラウンドないとどんな試合も勝てないでしょうね。

しかし、去年からの状況を考えるとマスターズも全米オープンも4位タイというのは、タイガーのすさまじさを感じます。

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