全米女子シニアオープン初開催

先週は、全米女子シニアオープンが初めて開催された。今まで無かったことにちょっと驚く。全米女子シニアアマチュアオープンはあるのに。

わたしにとってはジョアン・カーナーの出場が最大の楽しみだった。残念なことに、テレビ中継は土曜日日曜日だけ、恐れていたようにカーナーは予選通過しなかったので、彼女のプレーをライブで見ることは叶わなかった。

出場選手、大会関係者、ギャラリーと、往年のプレーヤー達を再び見る喜びが伝わってきて、総合して良いトーナメントになった。加えて、開催がシカゴゴルフクラブ!北米で最も古い18ホールコース。1893年18ホール完成。

USオープンやUSアマチュアは複数回開催されているが100年以上前の話で、このゴルフクラブの高名は聞こえてきたが、テレビで見た記憶もなかった。2005年にウォーカーカップが開催されており、テレビ中継もあったかと想像するが、見ていなかったと思う。

中継を見て、このコースがすっかり気に入った。

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違うソースから画像を拝借したので、コースの色が違うが、リンクスコースでグリーンの形状がおもしろい。ファーストカットからのボールはグリーンで止まらず、高いフェスキューからはパーセーブが難しい。

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初日の話題はジョアン・カーナーで、紹介するスターター役のナンシー・ロペスは泣いていたそうだ。79歳のオン歳で生活態度は一向に変えてないらしく(笑)、1番ティーショットの前にタバコをひと吹き、ドライバーショットは225ヤード飛んだという。もう10年以上前になるか、アメリカゴルフダイジェスト誌に彼女のインタビュー記事があった。彼女の大きなスイングに、歳をとったらどうせスイングが短くなるから、スイングを縮めようとするなと言われたそうだ。

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初日はエージシュートの79を出した。2004年以来、歩きのゴルフはしたことがないそうだ。予選カットラインは+12、二日目が終わってアンダーは3人しかいなかった。

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土曜日の中継は録画できておらず、見たのは最後の15分。三日目終了でローラ・デイビスがー11、次位がジュリー・インクスターのー6。インクスターはショットはよかったが、パットが入らなかったようだ。とくにショートパットがひどかったらしい。

デイビスのほぼ完璧なゴルフは最終日も崩れず、トータル16アンダー。2位がインクスターの6アンダーというのだから、デイビスがどれほどドミネントであったか想像できるというもの。

ティーショットは長く、フェアウェイをキープ、レギュラーのLPGAツアーではショットが良くてもパットが入らないデイビスだが、日曜日はよく入れていた。今だに2番アイアン、3番アイアンを打つゴルフは、見事というか、見ていて感激するというか、これぞゴルフの感。


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インクスターもまだまだショットを持っている。ピンクシャツはイギリス人のトリーシュ・ジョンソン。


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スウェーデンのヘレン・アルフレッドソンやリスレット・ニーマンは現役時と体型も変わっていなければ、スイングも同じだった。


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ギャラリーの数も、マーチャンダイズの売り上げも想定より良かったそうだ。来年は木曜日・金曜日も中継し、最終日はせめて3時間ぐらいにはしてほしいと思う。(週末各2時間の中継だった)

リーダーボード

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アメリカはおもしろくなってきた

「命に危険及ぶ暑さ、最大警戒を」とYahooJapanのトップにあった。外で仕事をする人には国や自治体が熱中症指数幾つで屋外の仕事は見合わせるというガイドライン(条例でも)を作るべきだと思う。

先週、わたしの住んでいる辺りで38度になったとき、内陸部や一山越えた盆地地域では気温はもっと上った。そんな、ロス近郊でも毎夏最も暑くなる地区で郵便配達中の女性が亡くなったそうだ。華氏120度だったというから48度ぐらい。年齢は63歳と聞いた。こちらでは小型のジープのような車両を路上に止め、そのブロックを歩いて配達する。その人は車に戻って車内で亡くなっていたそうだ。なんとも気の毒な亡くなり方だ。

異常高温、異常低温、ブリザード、トルネード発生など、極端な自然状況での屋外業務を見合わせる仕組みがあってしかるべき。

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さてさて、先日からアメリカはビッグニュースが入り、各テレビ局も市民も大騒ぎだ。ニュース専門局が多いので、こういう時はどの局がどう報道しているか次々回して楽しむ。トランプ大統領のおかげで(せいでと言うべきか)、今や庶民の趣味は政治になった。(笑)

これは日本でも報道されていたが、ロバート・メラー特別検察官が民主党の大統領選に関わった人やボランティアのメールをハックしたロシア情報部員12人を起訴。これだけなら、「うーんやっぱりね」だが、もちろんこれだけで終わるとは誰も思っていない。よってこれからが楽しみ。

トランプ大統領がヨーロッパに発ったあとだったから、彼のいつものはったり癖の言動もさらに深く動機を捜す。これがもうケッサクで。

まずブルッセルでNATOの理事長に、今やドイツはロシアの捕虜になっている、ドイツのエネルギー源の60%から70%はロシアから買っているというのが理由。それは正しくない数字で、エネルギーのうち外国から調達している割合がその数字。ロシア、オランダ、ノルウェーから買っている。

この発言に対して、アンジェラ・メルケル首相は、「ドイツは自分でポリシーを決め、自分で決断出来る」と言った。大きなお世話と言わんばかり。わたしはこのメルケル首相が大好き。(笑)

それからイギリス入りしたトランプ大統領、イギリスの新聞Sun紙のインタビューを受けた。報道官のハッカビー・サンダース女史も同席したそうだが、大統領は言いたい放題。イギリスの首相テレサ・メイを「ブレキストのやり方がまずかった、方法を教えたが彼女は聞こうとしなかった。自分のやり方をしたんだ」

とんな方法をアドバイスしたのかと聞かれたが無視。

先日辞職した外相のボリス・ジョンソンのことは、「偉大な男だ。才能がある。どっちにつくっていうんじゃないが、彼は良い首相になるだろうね。」

「EUからヤワな離脱をすると、アメリカとは貿易できなくなるかもだ。」

自分が大統領に就任してからアメリカのGDPは2倍3倍になったと大ホラを。「ヨーロッパは昔のヨーロッパじゃない、悲しいね、カルチャーをなくしてしまうね。」

日本でもネットニュースに出ていたが、イギリスでは反トランプのデモが起きた。ブリンプ(気球)専門のアーティストがいるに違いない、デザインが見事なトランプベイビーや、イギリス人のプラカードは独特のユーモアがあって可笑しい。

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上の画像は、トランプ大統領が空路スコットランドに向かうとき、上空から見えるように作物を刈ったもの。文字は上の段がロシア語で、Fuck、下の段がTrump。週末はスコットランドの所有コースでゴルフをして過ごす計画だったが、エジンバラの街とゴルフコースの外で反トランプのデモンストレーション。

ブーや野次がとんでさすがのトランプ大統領もゴルフしにくそうだった。

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上、ブーイングする人達に手を振ってコースに去る大統領。月曜日はヘルシンキでプーチン大統領と会談予定。

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びっくりの来季PGAツァースケジュール

タイの洞窟に閉じ込められた12人の少年とコーチが現地日曜日から火曜日の3日間にかけて全員無事に救出されたのは、近年稀な良いニュースだった。アメリカのテレビではBBCが連日もっとも頻繁に情報を流し、救出が完了した瞬間(アメリカ西海岸早朝、現地夕刻)から2時間ぐらいライブで現地チャンライの様子、世界の洞窟救出専門家の話を流して興味深かった。イギリスやアメリカに、洞窟レスキュー専門の組織があるのには驚いた。(おそらく他の国にもあるのだろう)

実際の救出にあたったダイバーは19人で、タイ、イギリス、アメリカ、オーストラリア、中国、UNからとBBCは伝えていた。このレスキューを可能にする能力があるダイバーは世界で20数人ぐらいしかいないだろうと言っていたのはアメリカのレスキュー組織の人だった。

少年たちが見つかって、実際の救出に入るまで、ダイバー2人、医者一人、ほか一人の計4人、同じ人が少年らに付き添って洞窟で過ごしたそうだ。これも感服する作戦だ。今回の救出作戦の全容は、将来の洞窟レスキューのお手本となるだろうと前述の人が言っていたが、タイネイビーシールの詳細の発表が待たれる。

ワールドカップと同時進行だったのは、何たる偶然だろう。元タイネイビーシールのダイバーが亡くなったのは悲劇だったが、子供達が助かってほんとによかった。

ワールドカップのほうは、クオーターファイナルから試合は面白くなると感じた。今までそこそこ見たのは、クローシアとロシア戦、それから今日のフランス・ベルギー戦。明日はイギリスとクローシア。

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今日発表されたPGAツァー2018年から2019年のスケジュール。去年発表された内容以外も変更があった。

まず、5月だったプレーヤーズチャンピョンシップが3月中旬に移った。WGCマッチプレーが3月最後の週で、間にはさまれることになったバルスパー・チャンピョンシップは瀕死の痛手。大物プレーヤー達は出なくなるでしょう。今年タイガーが予期せぬ出場をして2位になり、ギャラリーのサイズもテレビ視聴率も大幅に伸びたもの。

マスターズ近辺の変更では、マスターズの2週間後だったテキサスオープンが前の週になった。マスターズの1週前だったヒューストンオープンは来季は開催なし。今季も冠スポンサー無しだったので、来季以降の運命は不明。

最も大きな変更が、PGAチャンピョンシップ。シーズンスケジュールの中で最後のメジャーだったが、一気に5月に移動。4月マスターズ、5月PGAチャンピョンシップになった。

完全に違う試合になってしまうのがタイガーがホストだった6月末のクイックンローンズ・ナショナル。これはスポンサーが変わって、“ロケット・モーゲージ・クラッシック”(今は日本でも使われる言葉か無知ですが、モーゲージは住宅ローンのこと)。この会社の社長の故郷であるデトロイトでの開催になった。タイガーおよび彼の基金は試合と関係なくなった。推測するに、タイガーは出場しないでしょう。

なおクイックンローンズの翌週開催のグリーンブライアーは来季は1年休み、2019年から2020年シーズンではフォールシリーズの第1試合となる予定。

開催コース変更が大きく影響するだろうと思われるのが、8月始めだったWGCブリジストン・インビテーショナル。松山がディフェンディングチャンピョンだし、タイガーが何度も優勝したコースなのに残念。来季はWGCフェデックス・セントジュード・インビテーショナルの名称になり、日程は7月最後の週で、開催はテネシー州メンフィス。イエイ!エルビス!happy02

メジャーは7月半ばの全英オープンが最後となり、フェデックスプレーオフシリーズは3試合に短縮、8月第2週から3週連続開催。8月第4週にはすべてが終わってしまう。

このスケジュール大変更は、フェデックスがPGAと10年の契約を更新する際の条件にしたもので、アメリカのフットボールシーズンが始まる前にゴルフシーズンを終わらせたい意向から。

フェデックスプレーオフシリーズを考え出したが、それでもフットボールが始まると視聴率が激減するゆえ。

これが来季のスケジュール。


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お見舞い申し上げます

ここ数日、YahooJapanを開くと毎回、赤文字で避難指示 ○○県、○○県、○○県。『災害の危険が切迫しており、自治体が強く避難を求めています。対象世帯を確認して下さい。』が上部に出ている。

北陸の一部と西日本はほぼ全てに感じる。詳細をクリックして確認するが、我が子の配偶者の実家や、わたしが子供の頃よく泊まった叔父宅の住所に覚えがある。年寄りだけが住んでいるところは、無事か連絡を取るように娘や息子にメッセンジャーで伝える。(なんでロスにいるわたしがと思うが、若い人は気が回らない時もあるので念のため)

気象庁が、「今まで経験したことがないような大雨が降る」と、これも数日前ステートメントを出していたが、確か去年も同じことを言っていたと記憶している。映像や画像を見ると、山際や川沿いではない、ごく普通の住宅街と思われる地域の道路が、木材やガレキに溢れ、津波が通ったあとのようだ。大雨が降ったら被害が出そうな地勢や場所はあるが、それ以外の場所でも水害が及ぶ天候になっているのではと感じる。しかもこれが台風でもないのにだ。

すでに53人の犠牲者が出ているそうだ。お悔やみと、被災者へお見舞い申し上げたい。

アメリカでは先週、中西部から東部に酷暑が襲ったが、今週は西部。週半ばから北カリフォルニアとオレゴン州の境や、ロスの近くではサンタ・バーバラや、サンベルナンドの山で山火事が起こっている。

昨日金曜日はここらで38度。これで低かったほうだ。高速で北へ15分、わたしが時々行くゴルフコースの辺りは46度、内陸部では47度に上った。夕刻、娘と孫が出かけるとき、玄関のドアを開けると熱風が吹きつけ、この世のものとも思えず。いやほんと。湿度は日中で22%。山の方じゃこれが一桁%になるから、何かで発火したら乾き切った草やブッシュであっという間に燃え広がります。カリフォルニアの消防隊員はもっともタフな仕事。そうあるべきだが、給料も高いのです。消防士になるアカデミーの訓練は過酷だそうだ。

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猛暑になるバレー地区からさきほど帰宅した娘が言っていたが、昨日友人宅に行く途中の高速で、車の車外の気温は54°Cを指していたそうだ。

わたしはもちろん暑さで昨日も今日も室内にいた。昨日はオウム真理教関係の記事を読んで1日過ごした。全ての事件はわたし達がアメリカに引っ越した後のことなので、アメリカでも大きく報道された地下鉄サリン事件以外は、断片的な知識しかなかった。これを機にネットに再掲載された記事やインタビューの内容、裁判の様子など、かなりは初めて知ることばかりだった。

彼の組織がどうやって成り立ったのかが興味深い。自分の能力が普通の世の中では発揮されない、評価されていないと感じていた人達が、オウムで認められて生きる喜びを見つけたのだろうか。弟子同士の競争心が自分達を殺人マシーンに変えていったのは、浅ましい限り。

カルトの首謀者はいつも複数の女がいて、子供をわんさか作るのは、どこの国でも同じとみえる。

一審から最高裁まで、良識と常識ある裁判官に恵まれたことは、我々日本人には幸いであったと思う。

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こういうのは悲しくなる

この話は書こうか書くまいか迷った。なぜ、迷ったかというと、最近のケースで全米オープン土曜日、フィル・ミケルソンが13番グリーンの動いているボールを追いかけてパットした時のようにビデオがないから。知名度の低いプレーヤー達がプレーしているホールだからテレビカメラが追っていなかった。

この話は同伴プレーヤーとほかの目撃者の話以外に確認する手段がない。よってできる限り、情報を集めていた。

数日も経ってしまったが、先週のクイックンローンズ・ナショナル最終日。最終組から9組前のサン・カン(Sung Kang)とジョエル・ダーマン(土曜日にタイガーと同組で回ったプレーヤー)で起こったドロップ地点をめぐる論争。10番パー5は、左ドッグレッグで、スコアカードでは560Yだが最終日は566Yだったそうだ。ホールの左側はクリークと草が茂ったハザード。下の画像はPGATのコース説明画面から。

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上の画像ではピンは上の段の左寄りだが、4ラウンド目のピンポジションはフロントで左寄りだった。サン・カンのセカンドショットはフェアウェイ左寄りからピンまで247Yあったが、ボールはほとんどストレートボールで左ハザードに飛んでいった。ギャラリーの目撃者の話では、なぜその場でプロビジョナルのボールを打たないのかと思ったそうだ。

同組のダーマンは左ラフからレイアップして、右ラフへ。3打目でグリーンにオンした。グリーン上で、ショットリンクの計測をしていた人が、サン・カンの第2打を見ていたので、グリーンに上ってきたダーマンのキャディーに、カンのボールはグリーンには全然届かず、直接ハザードに入ったぞと伝えた。

サン・カンはグリーンに行き、1打罰でドロップする地点をピンハイ左にしようとした。ここでダーマンが異議を唱える。カンのボールはハザードを超えなかったので、元の地点近くに戻って(200ヤード付近)にドロップだと指摘。当然ルールオフィシャルを呼んだ。

サン・カンはグリーン付近でボールはランドして跳ねてハザードに入ったと主張。ショットリンク計測係、グリーン左寄りにいたマーシャル、ダーマン、ダーマンのキャディーは一様に、サン・カンのボールはハザードを超えずまっすぐにハザードに入ったと証言。

これはその場にいた人達の証言。また彼らのうちの一人は、このホールは左ドッグレッグなので、もし一度フェアウェイ上空に入り、ハザードに入ったなら大きなフックでなければありえないが、カンの球筋はほとんどストレートだったという。

論争は加熱して長引き、すぐ後ろの組のベン・クレインとライアン・パーマーをスルーさせた!(前代未聞)

ルール・マーシャルは、もう一度自分の飛球を確かめるように勧め、サン・カンとセカンド地点に戻った。その時、カンはクラブも持たなかったそうだ。カンは自分の主張を変えなかった。

再びグリーンに戻り、論争は続く。カンは、「(自分のボールがハザードを超えてランドしたと)95%確信している」と言い、対してルール・オフィシャルは「95%確信は、100%とは違うぞ」と言い返したそうだ。(笑)

ピンハイ左にボールがランドしたのはオカシイというので、ルール・オフィシャルはグリーン左下35ヤードをドロップ地点に決めた。

最後に、同伴競技者のジョエル・ダーマンは「(良心の呵責を感じず)夜眠れると思うなら、ドロップしたらいいさ」と言ったそうだ。

サン・カンはそこからピンへ5メートルに打ち、パーセーブパットを入れた。それで事が片付いたと思ったのか、カンはバック9はそれまでより饒舌で明るかったという。その日、2番目のロースコア(64)を出し、単独3位で終了。

それから大騒動になったのは、同伴のジョエル・ダーマンがその夜、ツイッターで、なぜ後ろのグループにスルーさせたのか聞かれ、”Kang cheated. He took a bad drop from a hazard. I argued till I was blue. I lost.”

「カンはズルした。ハザードから不正なドロップをしたんだ。長いこと言い争った。僕が負けた。」

Cheatという言葉は、非常に強い表現で、プロゴルファーがほかのゴルファーのことに使うことは聞いたことがない。陰で、あるいは仲間内でいうことはあっても、公の場でいうのは稀だと思う。

Cheatは、一般的にテストのカンニング、トランプ遊びでのズル、自分に有利になるよう故意にルールを破る、また既婚者の浮気にも使われる。

これが直接ダーマンに問いただすツイッターや、ゴルフメディアのリツイートで拡散して、わたしはその場にいた人の目撃をできるだけ集めた。

月曜日になって、PGAツアー側が状況の説明のコメントを出し、当事者のサン・カンのPGAルールオフィシャルの裁定に同意するというコメントも入れていた。PGAツァーのコメントは、「サン・カンをセカンドショット地点に連れて行き検証させたが、カンは最初に考えたようにハザードを超えたと保証したので、これに反対する明らかな証拠もないので、罰打のあとドロップさせた。」

一般ゴルフファンの初めの反応はほぼ半々だった。人に汚名を着せるなという批判、同伴競技者のプレーにいちゃもんつける泣き虫・・というダーマンを非難するもの。それから、よく勇気を出して言ってくれたと褒めるもの。ギャラリーの中から、俺も見ていた、ハザードに直接入ったという人。

ショットリンク計測者やダーマンのキャディーも発言して、時間が経つほど、ダーマンの見方が正しいと表明する人がマジョリティーになってきたように感じる。

トーナメントの関係者の5人がカンのボールはマージンを通らずハザードに入ったと証言している。ダーマン、彼のキャディー、ショットリンクの人、グリーン左よりにいたマーシャル、フェアウェイ左よりにいたマーシャル。ツアーで働いている人達、それも現場にいた人の証言を重くみるより方法がないとわたしは思う。

疑わしきは罰せずじゃないが、ツアープレーヤーのルール違反、あるいは違反したかどうかはっきりした証拠がない場合、プレーヤーの言葉で裁定することがほとんどだ。それはゴルフは自分で自分に罰打を課すというユニークなスポーツゆえだ。つまりプレーヤーの言い分を信じるメンタリティーで成り立っている。

少なくとも何年かPGAツァーカードを維持できるレベルのプレーヤーなら、下部ツァーも含めると20年30年のツァープレーヤーとしてのキャリアーがあると思う。その、何百試合も出る週の、たった1日、たった1ラウンドのスコアを1つでも良くするために、こんなことでミソをつけるのか・・とわたしは悲しくなった。

ゴルフ界がどう見ているか?

8月9日のルール・セミナーでゲスト・スピーカーとして予定されていたサン・カンを,
USGAは無期限に延期すると発表した。So you know.....

多くのゴルフメディアサイトが書いていたが、これはGolf.comの記事

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